コープ商品試作品、初回生産品での検査
試作品をつくり、仕様書の設計どおりにでき上がっているか確認します。栄養成分検査のデータをもとにパッケージに記載する栄養成分表示をつくります。
初回生産品では、食品添加物検査、内容量検査、微生物検査、食品のアレルギー物質検査、表示点検などのチェックを通して、実際に組合員にお届けする商品が仕様書どおりの品質であるか確認しています。
各検査項目の詳細は、「商品検査センター」サイトからご確認いただけます。
初回の生産に立ち会って商品を確認
新商品やリニューアルした商品を初めて製造する際には、商品担当や工場点検担当、取引先の担当が実際の生産に立ち会いながら、仕様書どおりに製造されているかを確認しています。
点検結果は、すべてデータベースに記録し、工場の特徴や製造管理情報を次の工場点検やお申し出の対応に活用できるように管理しています。
アレルギー物質の管理
検査には全自動の測定機器も使います
食物アレルギーを引き起こす物質を使用していない商品でも、他の商品に使用している原材料が工場内の同じ場所で保管されたり、水産物にえびやかにが混じっていたりと、アレルギーを引き起こす物質が意図せず混入してしまうことがあります。
このようなアレルギー物質が混入するリスクを商品ごとに調査し、使用されていないアレルギー物質の混入がないことを検査で確認しています。
特にリスクの高い商品については、初回生産品に加えて開発初期段階から検査を実施したり、工場での原材料管理、製造工程や清掃状況の点検を行うなど綿密に確認しています。
アレルギー物質の管理状況の確認は、発売後も継続的に行い、安全な商品をお届けできるように努めています。
取り組み事例のご紹介
CO・OPきらきらステップ 国産若鶏のスティックナゲット
きらきらステップシリーズは、お子さまに安心して与えられるよう、安全面を最優先し、商品設計や品質の確認を行います。
国産若鶏のスティックナゲットの開発時には、原料鶏肉の骨片などの固い部分が商品に混入しないように、原料加工時に取り除くための方法について取引先と詳細な検討、確認を行いました。
発売後は、製造ロットごとに食品のアレルギー物質検査を実施し、商品に使用していないアレルギー物質の混入がないことを確認しています。
