インドネシア・エビ養殖業改善プロジェクトとは
日本生協連は、ブラックタイガーの主な産地であるインドネシアにおいて、2018年7月から2021年6月までの3年間、「スラウェシ島エビ養殖業改善プロジェクト」(第一期)を進めてきました。これは、日本生協連、WWFジャパン、WWFインドネシアとBOMAR社(ブラックタイガー商品の主なメーカー)の協働により、環境と社会に配慮した責任ある養殖業への転換の取り組みを支援するものです。
2021年7月より第二期の「インドネシア・エビ養殖業改善プロジェクト」を開始し、第一期の活動の継続のほかに、MISAJA MITRA社(ジャワ島)とのブラックタイガー養殖業の改善、天然の親エビ資源の持続可能性を課題に加え、取り組みを拡大しています。
支援を通してできる活動の例
第一期(2018年7月~2021年6月)まで取り組んだブラックタイガー養殖業の改善は引きつづき取り組み、第二期(2021年7月~2023年6月)は天然の親エビ資源の持続可能性を課題に加えて取り組んでいます。
① スラウェシ島南スラウェシ州(養殖業改善の拡大)
養殖エビの生存率の向上、マングローブ再生の拡大を継続してすすめます。
② ジャワ島中部ジャワ州(養殖業改善の展開)
新たな現地企業(MISAJA MITRA社)との取り組みを開始します。
③ スマトラ島アチェ州(親エビ資源の保全)
養殖ではアチェ州で採捕された親エビからふ化させた稚エビが多く利用されています。近年親エビが過剰漁獲の状態にあるため、その資源や生息環境の保全に向けた調査などを行います。
キャンペーンの仕組み
上記の「エビ養殖業改善プロジェクト」に対して、コープのブラックタイガーを使用した商品の購入を通じて寄付をする取り組みが2019年3月よりスタートしました。
キャンペーン期間:2023年3月21日~2024年3月20日(通年)
2022年度全国の生協での協力金総額
ご協力ありがとうございました!
対象期間:2022年3月21日~2023年3月20日
※プロジェクトの取り組みのひとつである「ブラックタイガー養殖業改善協力金」は、2019年3月からスタートしました。