春の食卓に『ビタミンACE(エース)』
ビタミンACEという言葉を聞いたことはありますか?気温の変化や新生活準備であわただしい時期こそ大切な栄養素。しっかりとって体の内側から整えましょう。
季節の変わり目は、とる栄養素を意識しましょう。
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季節の変わり目は、寒暖の差も大きく、体調を崩しやすいという方も多いのではないでしょうか。
この時期ぜひとってほしい栄養素がビタミンA、C、Eの3種類。通称「ビタミンACE(エース)」と呼ばれ、これらの栄養素には抗酸化作用があるといわれています。
まずは、日々の食事にビタミンACEのいずれかを少しずつとり入れることから始めましょう。ポイントは、各栄養素の特長に合わせて調理の仕方を変えること。
脂溶性ビタミンであるビタミンAとEは、炒めものや揚げものなど油と一緒に調理するメニューがおすすめです。
ビタミンCは熱に弱いので加熱調理は短時間に、また水溶性ビタミンのため、汁ごといただけるスープにすることで栄養を余すことなく摂取できます。
ビタミンACEを上手に取り入れるポイント
①ビタミンAが豊富緑黄色野菜&ビタミンCが豊富いも類を積極的に
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にんじん、トマト、ほうれん草、かぼちゃなどの緑黄色野菜や、さつまいも、じゃがいもなどのいも類を積極的に摂りましょう。いちごやキウイフルーツなど、ビタミンCがとれる果物をひと皿添えるのもおすすめです。
②料理の仕上げにはビタミンEが豊富なナッツやごまを
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ごまで和えたり、サラダにアーモンドをプラスすれば、必要な栄養がとれるだけでなく風味がアップし、食感も出て満足感につながります。
③ビタミンEが豊富魚の缶詰も活用して
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サバやいわしなどの青魚にもビタミンEが含まれます。保存がきき、使い勝手のよい缶詰も利用してみましょう。
④ACEがとれる飲み物も
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緑黄色野菜のジュースやビタミンCが添加されたドリンク、アーモンドミルクなどを朝ごはんやおやつに1杯添えて、栄養バランスアップ。
※持病のある方は、かかりつけの医師や管理栄養士の指示に従ってください。
●おすすめヘルシーコープレシピ●
厚揚げとブロッコリーのぽん酢炒め
材料(2人分)
- CO・OPブロッコリー 100g
- CO・OP国産原料使用 こめ油 小さじ1
- 厚揚げ 200g
- おろししょうが 小さじ1/2
- ぽん酢 大さじ1
- 白いりごま 小さじ1/4
作り方
- 厚揚げは縦半分に切り、1センチ幅に切る。
- フライパンに「CO・OP国産原料使用 こめ油」とおろししょうがを入れて弱火にかける。
- 香りが立ったら①の厚揚げを入れ、中火で両面焼き色が付くまで焼く。
- 「CO・OPブロッコリー」を入れて中火で炒め、ぽん酢、白いりごまを入れてさっと炒める。
ブロッコリーからビタミンA、C、「CO・OP国産原料使用 こめ油」からビタミンEが揃って摂取できます。 味付けに、しょうがやごまなど香りのあるものを使うことで、塩分控えめでもおいしく仕上がります。
<所要時間>10分<栄養価1人分>エネルギー・・188kcal/たんぱく質・・12.6g/脂質・・13.7g/炭水化物・・4.8g/(糖質)・・-g/食塩相当量(塩分)・・・0.7g
かにかまといんげんのごまみあえ
材料(2人分)
- CO・OP風味かまぼこ 1パック(85g)
- CO・OPヤングいんげん 100g
- 【A】
- みそ 大さじ1/2
- マヨネーズ 大さじ1/2
- 白すりごま 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1/4
作り方
- 「CO・OP風味かまぼこ」は食べやすくほぐす。
- 「CO・OPヤングいんげん」は、熱湯で約1分ゆでて、水気を切り、半分の長さに切る。
- ボウルにAを加えて混ぜ、①、②を入れてあえる。
「CO・OP風味かまぼこ」からたんぱく質が摂取できます。いんげんからビタミンA、ごまからビタミンEが摂取できます。お弁当のおかずにもおすすめです。
<所要時間>5分/<栄養価1人分>エネルギー・・88kcal/たんぱく質・・6.7g/脂質・・3.1g/炭水化物・・8.7g/(糖質)・・-g/食塩相当量(塩分)・・1.6g
いわし蒲焼缶で作る和風パスタ
材料(2人分)
- CO・OPいわし蒲焼 1缶
- スパゲティ 160g
- ブロッコリー 80g
- キャベツ 100g
- 塩 小さじ1/2強
- にんにく 1片
- しょうが 1片
- オリーブ油 大さじ2
- 青じそ 2枚
作り方
- ブロッコリーは小房に分ける。キャベツは食べやすい大きさにざく切り、にんにくはみじん切り、しょうが、青じそは千切りにする。
- スパゲッティは包材の表示通りにゆでる。ブロッコリーも同じ鍋で2~3分程度下ゆでする。
- フライパンにオリーブ油を熱し、にんにくを入れ、香りが出るまで弱火で炒める。
- ③にブロッコリー、キャベツを入れ、中火で火が通るまで炒める。
- しょうが、水気を切った②、「CO・OPいわし蒲焼」を汁ごと入れて混ぜ、塩で味を調える。
- 器に盛り、青じそを散らす。
いわし蒲焼缶を使うことで、魚メニューを手軽に食卓に取り入れることができます。蒲焼缶のたれで簡単に味付けが決まります。ブロッコリーからビタミンAが、キャベツからビタミンCが摂取できます。
<所要時間> 25分/<栄養価1個分>エネルギー・・548kcal/たんぱく質・・20.0g/脂質・・20.2g/炭水化物・・68.9g/(糖質)・・-g/食塩相当量(塩分)・・・2.1g
トマト麻婆
材料(3人分)
- CO・OP麻婆豆腐の素(国産ひき肉入り) 甘口 1袋
- 絹ごし豆腐 400g
- 長ねぎ 1/2本(50g)
- トマト 1個(200g)
- しめじ 80g
- 長ねぎ 1/2本(50g)
- ごま油 大さじ1
- 小ねぎ 適宜
作り方
- トマトはひと口大に切る。しめじは石づき取り、小房に分ける。長ねぎはみじん切りにする。豆腐は1.5センチ角にカットする。
- フライパンにごま油を入れ弱火で熱し、長ねぎを入れて香りが出るまで炒める。。
- 「CO・OP麻婆豆腐の素(国産ひき肉入り)甘口」、豆腐を入れて中火で約2分煮る。トマト、しめじを入れ、さらに約2分煮る。
- 器に盛り、小ねぎを散らす。
豆腐はあらかじめ軽く水切りしておくと、豆腐から水分が出るのを防げます。・豆腐をキッチンペーパーで包み、耐熱皿にのせてラップをかけ500W(600W)の電子レンジで2~3分加熱する。
トマトの酸味と「CO・OP麻婆豆腐の素(国産ひき肉入り)甘口」のコクのある味わいがよく合います。 豆腐のたんぱく質に加え、トマトに含まれるビタミンAやリコピンもひと皿でとることができます。
<所要時間> 15分/<栄養価1人分>エネルギー・・251kcal/たんぱく質・・13.9g/脂質・・16.7g/炭水化物・・12.8g/(糖質)・・-g/食塩相当量(塩分)・・1.9g