塩分の話①
- ヘルシーコープ通信
ここではちょっぴり役立つ健康情報を、レシピ・商品とあわせてご紹介していきます! -
-
減塩って、どれくらい必要?
-
人間が生きていくのに欠かせないミネラルである「塩(ナトリウム)」。ですが、摂りすぎると高血圧の原因になると言われています。高血圧は喫煙と並んで、日本人の最も大きな生活習慣病の要因となっています。「日本人の食事摂取基準(2020年版)」の目標量は、成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満に引き下げられました。現状の日本人の食塩摂取量は男性10.9g、女性9.3gと*¹言われています。
*国民健康・栄養調査2019年結果より
チェックシートに載っているからといって、必ずしもその食品が悪いわけではありません。例えば味噌汁やスープ類には、野菜や海藻類をとれるメリットもあります。減塩のものを選ぶ、具だくさんにして汁を飲む量を減らす、1日2回飲んでいたのであれば1回にするなどの少しの工夫で1g、2gと減塩はできます。無理のない減塩を、長く続けることを心がけましょう。
-
- ○減塩チェックシート(PDFが開きます)
-
※監修:社会医療法人製鉄記念八幡病院 理事長 土橋卓也 管理栄養士 増田香織
-
今日から実践!おいしく減塩する工夫6選
-
おいしく減塩をするための工夫として、コープ商品の「おいしく減らす」マーク付きの商品を選んだり、加工品よりも生鮮の魚など旬の食材を選ぶ、漬物も酢漬けのものを自分で作る、お味噌汁はだしパックでだしをしっかりとる、薬味など香りの強いものを使うなど旨みを活用。お料理の味付けにもお酢などの酸味や香辛料を使い、塩分が控え目でも満足感のある味わいになるようにするなど、工夫することで減塩することができます。
塩分控えめレシピ「たらこ豆乳パスタ」
材料
- CO・OP無着色減塩たらこ・・・1パック(60g)
- CO・OPイタリアスパゲッティ・・・160g
- 調製豆乳・・・200ml
- 片栗粉・・・小さじ1/2
- バター・・・5g
- しょうゆ・・・小さじ1/3
- こしょう・・・少々
- 青じそ・・・2枚
- 刻みのり・・・適量
作り方
- スパゲッティは、包材の表示通りのゆで時間よりも1分短めにゆでる。
- 「CO・OP無着色減塩たらこ」は薄皮を取り除く。青じそはせん切りにする。
- ボウルに豆乳、片栗粉を合わせ、よく混ぜる。
- フライパンにバターを入れ、中火で熱し[3]を加えて混ぜながら加熱する。煮立ってきたら30秒ほどさらに加熱して火を止める。
- [4]に水気を切った[1]、たらこ、しょうゆ、こしょうを加えて混ぜる。
- 器に盛り、刻みのりと青じそを散らす。
<所要時間> 15分<栄養価1人分>エネルギー・・428kcal/たんぱく質・・20.6g/脂質・・8.1g/炭水化物・・65.0g/(糖質)・・-g/食塩相当量(塩分)・・1.2g
塩分控えめレシピ「豚ひき肉と大豆の磯辺巻き」
材料
- CO・OP有明海産焼のり おにぎり・おもち用 〔半分に切る〕・・・2枚
- CO・OP大豆ドライパック(パウチ)・・・1袋(60g)
- 鶏ひき肉・・・120g
- 長ねぎ〔みじん切り〕・・・大さじ2
- 片栗粉・・・大さじ1
- 塩・・・少々
- ごま油・・・適量
- 辛子じょうゆ・・・適宜
作り方
- 「CO・OP大豆ドライパック」はパッケージの口を5mmほど切って開け、空気を抜いてから手で揉みながらつぶす。
- ボウルに鶏ひき肉、[1]、長ねぎ、片栗粉、塩を入れてよく混ぜ、4等分にする。
- ごま油を手に塗り、[2]を軽く丸め、「CO・OP有明海産焼のり おにぎり・おもち用」を巻く。
- フライパンに並べて、両面をそれぞれ中火で3分ずつ焼く。
- 器に盛り、お好みで辛子じょうゆを添える。
大豆ドライパック缶の場合は、60gをポリ袋などに入れて揉みつぶしてください。
<所要時間> 20分<栄養価1人分>エネルギー・・216kcal/たんぱく質・・16.0g/脂質・・13.0g/炭水化物・・9.3g/(糖質)・・1.7g/食塩相当量(塩分)・・0.3g