安全性のQ&A

Q マーガリンやショートニングにはトランス脂肪酸が含まれていて、体に良くないと聞きましたが。


Answer

日本人の平均的な食生活では、特段の心配はいらないと考えます。
トランス脂肪酸は、植物油等の加工の際に行われる部分水素添加により生成するほか、牛などの胃で作られて牛肉の脂肪や乳脂肪にも含まれます。摂り過ぎると、LDLコレステロール上昇作用などによる心臓疾患リスクの増加につながるとされ、世界保健機構(WHO)はトランス脂肪酸の摂取を総エネルギー摂取量の1%未満にするよう勧告していますが、日本の平均摂取量は男性が0.30%、女性が0.33%と低く、大多数の日本人はWHOの勧告値を下回っています(2012年の食品安全委員会の評価書)。
また、コープ商品も含め、食品事業者の自主的な低減対策が進み、マーガリンやショートニングなど、かつてトランス脂肪酸が多かった食品も低減化が進んでいます。
詳しくは、日本生協連ホームページ 食品のQ&A「トランス脂肪酸についてのQ&A」をご覧ください。

個別の事象に関わるQ&Aについては、当てはまらない場合もあります。

更新日:2024年04月12日

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