「CO・OP北海道の小粒納豆」の原料となる「スズマル大豆」の播種(種まき)作業が始まりました。
令和5年産大豆の播種(種まき)作業と大豆の生育についてご紹介します。
播種作業の様子
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本年の播種作業は、JAより5月中旬頃に各生産者へ種子が配送され、トラクターに取り付けた播種機を使い整備した圃場(農地)に肥料とともに種子を播きます。
圃場の整備には「砕土」と呼ばれる大豆の出芽を促進する為に圃場の土を細かく砕く作業が行われます。砕土作業を行わず、土が粗い状態だと播種した種子の深さや覆う土が安定せず、発芽不良や芽が不揃いになってしまいます。北いぶき管内での大豆播種作業は順調に進み、6月上旬に無事終了しました。
生育状況
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播種後50日目には、丈が30㎝程に成長しました。6月には若干の干ばつ傾向でしたが、現時点での生育は適度な降雨もあり、順調に推移しています。
今後は10月頃の収穫に向け管理作業が中心となりますが、きれいな白大豆の天敵となる雑草対策について、徹底した除草を行うため、カルチと呼ばれるアタッチメントをトラクターで引っ張り、雑草を引き抜いていきます。それでも抜き取れないものは、一本一本手作業で抜き取っていき圃場の管理を徹底します。
生産者との交流会
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7月7日、JA北いぶき管内にて北海道・北いぶき大豆生産組合と生協の方々との交流会を開催しました。生協をはじめとする加工・販売を行って頂いている契約先より13名がJA北いぶき管内を訪問され、大豆圃場での生育状況の確認や調製施設、倉庫を視察されました。
その後、JA本所にて大豆生産組合三役と情報・意見交換を行った後、大豆生産者と総勢39名での交流会を実施しました。令和元年以来となった本交流会では、新たな顔ぶれも増えた契約先・生産者双方での交流を深める貴重な機会となりました。 今後も生協を通じて納豆として消費者の皆様に喜んでいただける良質な大豆を提供できるよう生産者一丸となって努力しますので、どうぞよろしくお願いいたします。