フェアトレードとは
途上国の生産者について、途上国の生産者の多くは情報や技術が少なく弱い立場に置かれているため、苦しい生活からなかなか抜け出せません。そこで、開発途上国の原料や製品を不当に安く買うのではなく、農家の生活が成り立つように考慮した「フェア(公正)な価格」で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す取り組みです。
フェアトレードについて詳しく「最低基準価格」で生産者を守ります
「最低価格」とは、市場価格が下がっても、生産者から仕入れの際に保証している最低基準価格をいいます。生産コストをまかない、経済的・社会的・環境的に持続可能な生産と生活を支えます。
フェアトレードプレミアムという奨励金が保証されています
輸入者により商品の代金とは別に支払われるプレミアムは、組合や地域の発展・開発のために使われる資金です。その使途は、生産者組合が民主的に決定します。生産設備の改善だけでなく、地域に病院や学校を設立したり、パソコンや教材を提供するなどの使い方がされています。