届いています! みんなの声:組合員さんとともに酢ってどうやって使い分けるの?酸っぱい飲み比べ体験で楽しみ方を発見 内堀醸造 その2

2020年02月04日

酢の専業メーカーとして内堀醸造が考える「酢造りは酒造りから」というポリシーのもと、こだわりの製法や様々な酢の楽しみ方を学んだあとは、酢の飲み比べです。どの酢をどんなお料理に使っていいのかわからない、と組合員が抱えるモヤモヤを実際に味わいながら解消していきます。

多種多様な「酢」それぞれの違い

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キッチンで使われる食酢は、JAS規格によって使用する原料や配合の割合、製法からいくつかに分類されています。まずは麹や微生物の力によって原料を発酵させ造る「醸造酢」と、酢酸から工業的に作られる「合成酢」に分けられます。醸造酢はさらに、精白した米・玄米・小麦や大麦のいずれかを原料に使う「穀物酢」と、りんごやブドウの果汁をルコール発酵させる「果実酢」に分かれます。内堀醸造は「醸造酢」のみを作っています。

どの料理にどの酢を使うべき?

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気になるのは酢の使い分け方。組合員からは実家で使っていたものを使い続けている、お料理によって使い分ける、味の好みで使い分ける、万能の「便利な合わせ酢」と使えばどんな料理もOK、と様々な意見が出るなか、一番多かった声は「よくわからない」でした。使い方の目安として「穀物酢」「純米酢」「国産米使用まろやか特選純米酢」などの穀物由来の商品は酢の物・お寿司・和食におすすめ。香りが高くすっきりとした酸味が特徴の「純りんご酢」「ワインビネガー」などはドレッシングやマリネ、飲み物に適しています。だしが入った「べんりな合わせ酢」「すし酢」はお料理全般に万能。これらの特徴を知って使い分けると、酢の楽しみ方の幅が広がることがわかりました。

毎日続けられそうなお酢のジュースをいただきます

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飲み比べ体験に続いては2種類のドリンクが登場。コープのりんごジュースに純りんご酢を加えた黄色いドリンクと、ミックスキャロットに玄米黒酢を加えたオレンジ色のドリンクです。混ぜる比率はどちらも酢が1、ジュースが10です。一日大さじ1杯の酢を摂ることが望ましいとされているので、ジュースに混ぜることで毎日続けられます。酢は体に貯金できないので、時々たくさん摂るよりも少しずつでも継続して摂ることの方が大切です。

酢で作るホイップクリーム?

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続いてテーブルに置かれたのはワッフルと生クリーム。お酢の力で簡単にホイップクリームが作れる体験です。50mlの生クリームに純りんご酢5mlを入れ、スプーンでくるくる混ぜていくだけで簡単に角がたつほどのホイップクリームが完成!ほのかな酸味のあるホイップクリームをワッフルに乗せたスイーツをおいしくいただきました。簡単に作れるのでぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。

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酸っぱさとおいしさを体験した後は質問コーナー。原料から容器、純米酢の呼び方まで、ユニークな質問がたくさん出てきました。

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