届いています! みんなの声:組合員さんとともに被災地応援ブランドの商品開発や大人気の稲作体験!!地域らしさが伝わる商品活動交流会のレポート。

2019年04月09日

楽しい食べ比べと質問大会に続いては、みやぎ生協とコープあいちの代表から商品活動交流会のレポートです。震災時の被災地と避難受け入れ地域がコラボした商品づくりや、豊かな自然を生かした交流や活動など地域の特色が現れた発表になりました。 (※取材は2019年2月に実施。みやぎ生協は2019年3月に福島県南生協、コープふくしまと組織合同しました)

被災地どうしの絆や女子大生とコラボによって、楽しい商品がたくさん生まれました

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みやぎ生協の発表は地域代表理事から「委員さんのおいしいおすすめ」活動について。全国の生協でも販売がスタートした被災地応援「古今東北」の商品が紹介されました。この「古今東北」は震災復興を含めた地域振興のために、みやぎ生協が株式会社東北協同事業開発や地元のメーカーとともに開発したプライベートプランド。宮城県気仙沼市の大島地域の柚子と、震災当時気仙沼の住民の避難先となった登米市の味噌で作った「かおるゆず味噌」や、宮城県内でマーケティングを学ぶ女子大生と100年以上の歴史のある老舗のお茶屋さんとコラボしたスイーツ「バターカステラ」など、地元の多彩な食文化の魅力を日本全国に発信していく取り組みが開発時の苦労や楽しいエピソードとともに紹介されました。

産直商品「めぐみ野」を通した生産者との交流。

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毎月15日のコープの日に行う「委員のおすすめ活動」では、地元産米のPR活動や『だて正夢』というユニークな名前の新品種のお米の紹介も。おにぎりの振る舞いなどを通して、だて正夢は全国有数の米どころとして、おいしさで天下取りを目指しています。 そして、顔の見える産直商品「めぐみ野」の取り組みでは(1)産地と生産者が明確であること、(2)生産方法と手段が明確であること、(3)メンバーと生産者の交流がされていること、これら3つの条件を満たしていることや、生産者とのふれあいや圃場見学の様子などがレポートされました。

20年以上続くコープあいちの稲作体験、交流後の生き物観察会も大人気です。

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続いてはコープあいちの発表です。自動車産業をはじめとする工業地帯のイメージの強い愛知県ですが、実は恵まれた自然のもと広大で肥沃な平野を生かした一次産業も盛んで、産業構造のバランスが取れた地域です。そんなコープあいちで行われている商品活動の取り組みのテーマは名づけて「あいちを食べよう大運動!」。コープあいちにはJAと共同で開催されている活動がたくさんあります。例えば田植えから稲刈りまで組合員が家族とともに参加する稲作体験の取り組みは、なんと20年以上も続く大人気の体験型の交流となっています。稲作体験後に行われるお米づくりの紙芝居や田植後の生き物観察会は大好評で、ご飯に興味を持たなかった子どもたちがたくさんおかわりをするようになり「白いご飯おいしい!」「環境や生物多様性などが実体験できる」といった感想も寄せられる大人気の活動となっています。

循環型社会を目指した「あいちの米たまご」と「おかえり野菜」

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コープあいちでは、稲作体験のほかにも、里芋や人参、トマト、トウモロコシ、大豆など生産者の苦労を知りながら食べる価値についても学ぶ収穫体験や、蒲郡地区の組合員が行う、みかんのフローズンヨーグルトの商品づくり、小分けのお米が欲しいという声から生まれた少量サイズのお米の商品改善など多彩な取り組みを行なっています。食料自給率向上をはかりたいという理念のもと、稲作農家と養鶏家がタッグを組んで開発、発酵鶏糞堆肥を使用した田で生まれた国産の飼料米を鶏たちが食べて生産される「あいちの米たまご」や食卓で残った生ゴミを作った堆肥を使って育った「おかえり野菜」など、循環型社会を目指した活発な取り組みも紹介され、生産地でもあり大消費地という側面も持つ愛知県の生協らしいコープあいちのレポートとなりました。コープあいちは「ひろがる つながる 笑顔ある 暮らし」というスローガンで「ありたい姿」に向かって力強く進んでいます。

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ほうれん草の学習・試食に続いては「九州のカットほうれん草」の圃場とイシハラフーズの工場見学!続きは「社会科/工場見学を通して、日本のものづくり現場を紹介する しゃかいか!」でご覧ください。

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