2018年10月31日
生産者とメーカーが一体になって作る産地指定マークの「CO・OP日本のいちじくジャム」。たくさん学んで楽しく食べるのが、ラブコープ商品 工場・産地交流会!試食の後の質問大会では、活発な質問やリクエストがどんどん飛び出しました。
2018年10月31日
生産者とメーカーが一体になって作る産地指定マークの「CO・OP日本のいちじくジャム」。たくさん学んで楽しく食べるのが、ラブコープ商品 工場・産地交流会!試食の後の質問大会では、活発な質問やリクエストがどんどん飛び出しました。
はじめに登場したのは生ハムといちじくジャムのカナッペ。いちじくのやさしい甘さと生ハムのほのかな塩あじがお互いを絶妙に引き立てあう一品。アヲハタの神山さんがご自宅で試して、娘さんにも合格点をもらうことができたという自信作です。少しおしゃれな一品に変身したいつものジャムに、参加者の皆さんから「いちじくと生ハムがとても合います。まろやかなのがいい」「簡単にできるのにおいしいから、ぜひ家でもやってみる」と高評価の声をいただくことができました。
次のレシピは、いちじくジャムのレアチーズケーキ。生クリーム、ゼラチンとクリームチーズを合わせたチーズケーキにいちじくジャムとビスケットをトッピングして仕上げたスイーツです。クリームチーズといちじくのコンビネーションに思わず笑顔が出てしまいます。市販のレアチーズケーキにジャムをのせるだけで出来上がるので、ぜひ挑戦してみてください。
お腹が満たされた後の質問大会。トップバッターはコープぎふの組合員です。「ジャムの色が濃かったり薄かったり、違う時がありますが、収穫時期や農家さんによって変わるのですか。それとも私の目の錯覚?」というもの。アヲハタの担当者からは「自然のものなので、その時の原料の状態によって異なることがあります。基準となる色の範囲はクリアしていますが、ごくまれにお客様から色についてお問い合わせをいただくこともあります。決して目の錯覚ではありません。よく見ていただいてありがとうございます(笑)」とのお返事でした。生協の組合員は商品を本当によく見ていることがわかる質問。皆さんもこれからジャム売り場で見比べてみてくださいね。
続いての質問は、ユーコープの組合員から。「生協のジャムは果実がゴロゴロしていて粒つぶ感が好きなのですが、学習会で食べてもらったところ、いちじくとわからない人もいました。子どもたちは食べやすかったみたいですが、もう少し粒感が欲しいという方もいました。粒つぶ感が今の状態になった経緯を教えてください」という質問。「商品設計の段階で決めていくのですが、いちじくの場合、果肉が分離して浮き上がり、ジャムの瓶の中で上に果肉、下にジャムの液体といった状態になるので、それを防ぐことも目的の一つです。また、表面につぶつぶが浮くと異物みたいに見えてしまうので、極力混ぜて見た目にも美しくしたい、という理由があったと聞いています。粒感のあるジャムについても今後検討したいと思います」という回答でした。品質の向上とおいしさや食感のバランスはいつも本当に難しい問題です。今回のように使う人と作る人が繰り返し意見を交換しあうことが大切です。
他にも、お家でジャムを作ったけどお店の商品のようにどうしても透明にならないどうしたらいいの?農産物を原料にしていてどうやって糖度を一定に保つの?生産者が高齢化しているという問題が指摘されていますが、メーカーや工場として何か取り組みをしているの?産地指定ならもっと広島をPRした方がいいわ、などここには書き尽くせないほどたくさん、そして様々な角度からの質問や要望が飛び出し、活発な意見交換の場となりました。
学んで食べて交流した後は、全国の生協が集まる場で商品活動を通した取り組みを発表する、商品活動交流会。今回はコープ九州事業連合から4人の参加者が発表します。