届いています! みんなの声:組合員さんとともに楽しみながら学ぶ!コープのドレッシング試食体験 フンドーキン醤油勉強会その4

2017年01月05日

学習会の後はバスに乗っていよいよフンドーキン醤油(株)のドレッシング工場へ。実際に製品が作られている現場を見て、組合員のみなさんと商品への理解をさらに深めたいと思います。

「おいしい」を確かめるだけではない試食体験がスタート。

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フンドーキン醤油(株)のドレッシング工場に到着。工場をガイドしていただく従業員のみなさんのごあいさつと自己紹介、工場の設備についての説明、見学の注意事項などのお話の後に、趣向を凝らした試食体験が実施されました。

油なし和風ドレッシングを味わってみてわかったこと。

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こちらは「CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング」のオイルなし調味液の試食。国産生たまねぎと生にんにくを使用し、うま味とコクのある飽きのこないおいしさで、コープのドレッシングの中でも一番人気の商品です。油がないとどういう味になるか?を実際に味わうことができましたが、とてもしょっぱい。

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フンドーキン醤油(株)の従業員の方のお話によると「カロリーの面では減らしたいのが油なのですが、味全体をマイルドにしたり、口当たりをまろやかにするため味づくりではサラダオイルも大切なんですよ」とのことでした。おいしさを優先するか、カロリーを減らすべきなのか、実際に味わってみて味づくりの難しさがよくわかりました。

味はもちろん、いろどりにも一役買う名脇役、赤ピーマンです。

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ドレッシングに使われている原料たちです。これらがすりおろされたり加熱されるなどで実際の味が作られていくのですが、一番右の赤いものはトマトではなく赤ピーマン。見た目はピリッとしているイメージなのですが、味はしっかりピーマンの味で、緑のピーマンと比べて苦みは少なめです。しかし、この赤ピーマンは味よりも見た目のいろどりのために使われる材料で、かけた時に野菜に点々と色が鮮やかに出るように、という目的で使用されています。原料の時には赤くても、しょう油などの調味液の色に負けてしまいドレッシングになった時に赤そのままの色が残っている食材は、数ある赤い野菜の中でも赤ピーマンくらい。現在は、量を確保するのが大変な赤ピーマンですが、和風ドレッシングをかけた時のいろどりづけとして頑張ってくれています。

ドレッシングになる前の酸っぱすぎる酢漬けの玉ねぎ体験。

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こちらは、たまねぎドレッシングの原料となる酢漬けにした玉ねぎ。正直、むせるほど酸っぱくてこのままではとても食べることができませんが、調味液と配合するとあの玉ねぎ感たっぷりのドレッシングになるというのでびっくりです。原料の選定はもちろん配合などさまざまな工夫が重ねられドレッシングは出来上がっていくのだ、ということがわかる酸っぱい体験でした。

胡麻ドレッシング カロリーハーフの新旧味比べ。

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続いては、「CO・OP深煎り胡麻ドレッシング カロリーハーフ」のリニューアル品と旧製品の味比べ。カロリーハーフでどれだけレギュラー品に負けないごま風味を達成できるか、がポイントのこのドレッシング。新旧食べ比べてみると学習会の説明にあった通り、旧品に比べ少し尖った味がまろやかに、そしてごま感やコクが明らかに向上していることを体験することができました。

ドレッシングの注ぎ方にはコツがあります。

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試食体験の中で「和風ドレッシングは油だけでちゃうことがあるんですけど、どうしたらよく混ざりますか?」という質問がありました。フンドーキンの営業担当者によると「みなさん、ドレッシングを注ぐ前、上下にふっていませんか?上下にボトルを往復させると、調味液と分離したまま油も縦に動くので、十分混ざらないことがあります」

「そこで、このようにボトルをくるっと数回まわして、あとはぎゅっとボトルを押してもらえれば上手に混ざっておいしく食べていただけますよ。でも、わかりやすくパッケージに書いておかないとダメでしたね」と新たな課題も発見。先ほどのエピソードや上手な注ぎ方など、メーカーの方と直接お話して初めてわかることがたくさんあります。

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このように楽しい時間を過ごしながら工場での体験会は終了。次はいよいよ工場の製造現場を見学します! 工場⾒学の様⼦は「社会科/工場見学を通して、日本のものづくり現場を紹介するしゃかいか!」でご覧ください。

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