2016年05月10日
福岡の飲料メーカーふくれんとの勉強会第三弾。最後は、江戸時代から伝わる伝統的な製法で作った黒酢を飲みやすいドリンクにした「CO・OP 鹿児島の黒酢ドリンク」と、野菜を食べている?と思えるほど濃厚な「CO・OP食べる野菜ジュース」です。
2016年05月10日
福岡の飲料メーカーふくれんとの勉強会第三弾。最後は、江戸時代から伝わる伝統的な製法で作った黒酢を飲みやすいドリンクにした「CO・OP 鹿児島の黒酢ドリンク」と、野菜を食べている?と思えるほど濃厚な「CO・OP食べる野菜ジュース」です。
「CO・OP 鹿児島の黒酢ドリンク」の勉強です。原料の「CO・OP鹿児島の黒酢」は、鹿児島県に伝わる「つぼ造り製法」でつくった、まろやかでコクのあるお酢。鹿児島県霧島市福山町に、江戸時代から伝わる伝統的な黒酢づくりの製法で、屋外に置いた陶器製のつぼに原料を仕込み、太陽の光を浴びながら、1年以上かけて作られます。自然の力でゆっくり発酵させて作るので、コクがありまろやかな味わいになるのです。
「つぼ造り製法」は、お酢になる発酵の過程が一つのつぼの中で進行する世界でも珍しい製法。醸造用のつぼに、麹、蒸し米、水を仕込んで、水面をさらに麹で薄く覆う「仕込み」、麹がフタとなって、米のデンプンからブドウ糖が作られる、酵母の働きでアルコールになる「糖化・アルコール発酵」、表面を覆っていた麹が沈み、酢酸菌のはたらきでアルコールが酢酸(お酢の主成分)に変わる「酢酸発酵」、色が濃くなり、特有の風味と香りを持つ黒酢が出来上がる「熟成」という工程を経て、さっぱりと飲みやすい味わいに仕上がるのが「鹿児島の黒酢」。
「CO・OP鹿児島の黒酢」の試飲。試飲と言ってもお酢の原液なので、少量をスプーンで舐めるようにしてくださいね、といっているそばからうっかり一気に飲んでしまう人も......。「CO・OP鹿児島の黒酢」は水や炭酸水で割ったり、お料理に使うと本来の力を発揮します。
「CO・OP鹿児島の黒酢ドリンク」はこのお酢を全体の5%使用し、お酢が苦手な人にもおいしく飲んで欲しいと、ドリンクにしました。まろやかなコクとほのかな酸味の黒酢に、りんごのさわやかな甘さがマッチ。フルーティな味わいにしています。
こちらは「CO・OP食べる野菜ジュース」を使ったケークサレとパスタの試食。「CO・OP食べる野菜ジュース」は、甘みのあるにんじんをベースに、トマト、さつまいも、ブロッコリー、セロリ、そして隠し味のオクラをバランス良くミックスし、まるで野菜を食べたような満足感。とろりと濃厚ですが、レモン果汁で後味はすっきり。この濃厚さは料理にもアレンジできそうと、今回レシピの提案をしました。
さきほど試飲した「国産素材 こだわりの野菜果実」の他、「ミックスキャロット」、「彩果菜園」、「毎日しっかり青汁」など、コープ商品の中でもいろいろある野菜ジュースのなか、野菜の食感を残したあらごし仕立てで、自然な甘さやうま味が生きた濃厚な味を目指し、まるで野菜を「食べている」ような飲みごたえと満足感のあるジュースとして誕生。1本に1日の野菜摂取目安量(350g)を超える450g分の野菜を使い、野菜の食感を残したあらごし仕立てで、まるで野菜を食べているような満足感。砂糖や食塩は使わず、野菜本来の自然な甘さやうま味がいきた濃厚な飲みごたえです。
学習会の後は、商品活動交流会が開かれました。各会員生協からの活動報告や、組合員から寄せられた商品への声をお渡ししました。
5つの商品について学習した後は、工場見学へ。ふくれんの甘木工場へ向かいます。
工場見学の様子はしゃかいか!サイトへ