あゆみ
商品検査センターは、食品を取り巻く状況の変化に対応しながら
コープ商品の品質強化に貢献してきました。
1972年に床面積わずか33m²で開設された商品試験室で、食品、洗剤、紙製品を対象に検査をスタートしました。
その後、移転や増築などを行いながら検査機能を充実させ、2002年9月25日に現在の商品検査センターがオープンしました。
’70s
日本生協連で商品試験室設置、
会員生協の検査室との交流が始まる
’72
- 日本生協連に「商品試験室」開設(東京都渋谷区,33m²)
’74
- 検査室交流会(現コープこうべ,現コープさっぽろ,日本生協連)発足
’76
- 商品検査センター開設(埼玉県大宮市,680m²,2階建て)
’78
- 「繊維製品品質管理基準」作成
’79
- 虹の宴(コープの日本酒)でサリチル酸不使用の確認検査開始
’80s
コープ商品の栄養表示、賞味期間表示、供給中の商品の検査開始
商品に関わる諸基準の策定
’81
- コープ商品の栄養表示、賞味期間表示開始
’82
- 商品検査センターにテストキッチンを設置
- 供給中の商品の検査開始
- 「何を食べるの どれだけ食べるの」発行
- 商品検査センター3F増設(合計908m²)
’83
- 「なんじゃもんじゃプラスチック」発行
’85
- 「全国商品検査研究会」を9生協で発足
- 「牛乳のQ&A」発行
’86
- 核種分析装置導入、放射性物質検査開始
- 「共同購入における品温管理のための指針」発行
- 「繊維製品品質管理基準」改訂
- 食品中の過酸化水素含有量調査研究
’87
- 「ポリ塩化ビニル(PVC)の食品衛生及び環境影響に関する現時点での調査報告」作成
- 食品中のオルトリン酸のバックグラウンド調査
’90s
商品のライフサイクルに沿った商品開発時の検査を開始
’94
- 新商品検査センター建設と移転(埼玉県蕨市,2338m²)
’95
- 商品開発時の検査を開始
- 期限表示設定の保存検査実施
- 市販食肉加工品の微生物モニタリング検査実施
’96
- 遺伝子検査を導入
- O-157検査開始
’98
- 「日本生協連残留農薬データ集」発行
’00s
検査体制のさらなる強化を計画・実施
’01
- 日本生協連創立50周年「たべる、たいせつ」キャンペーン
’02
- 商品検査センター新館開設(7001m²)、旧館改修
’03
- 供給中の商品の検査を強化
’05
- 「残留農薬データ集Ⅱ」発行
- 【学会報告・学会誌掲載】
LC/MSによる食品中の9種甘味料の一斉分析法(食品衛生学雑誌)
’07
- 「CO・OP牛肉コロッケ」原料牛肉偽装事件
- 肉種判別検査の検討・導入
’08
- 中国製冷凍ギョーザ事件
- 「コープ商品の品質保証体系の再構築計画」に基づきお申し出品検査を強化
’10s
家庭の食事からの放射性物質摂取量調査開始
’10
- 日本生協連コープ商品に関する品質基準(商品基準・表示基準)の改定
’11
- 東日本大震災発生
- 放射性物質に関連する対応(学習会開催、コープ商品検査の強化、家庭の食事からの摂取量調査開始)
- 【学会報告・学会誌掲載】
「日々の検査で食の安全を守る」(日本植物病理学会大会)
’12
-
【学会報告・学会誌掲載】
商品販売・流通事業者における放射能問題への対応(日本食品衛生学会シンポジウム講演)
同上(食品衛生学雑誌)
放射性物質問題への日本生協連の対応(畜産システム研究会シンポジウム講演)
同上(研究会会誌)
’13
- 冷凍食品農薬混入事件
’16
- 全国生協共通の「お問合わせ管理システム」運用開始
- 【学会報告・学会誌掲載】
陰膳方式によるトータルダイエット試料中放射性セシウムおよび放射性カリウム摂取量推定および経年変化(2011~2014年度)(食品衛生学雑誌)
’17
- コープCSネットと相互に1名ずつ教育出向
- 【学会報告】
日本食品衛生学会学術講演会ポスター発表(栄養成分、カビ臭分析)
日本食品微生物学会学術講演会ポスター発表(黄色ブドウ球菌検査)
日本農薬学会ポスター発表(残留農薬検査)
’18
- エフコープと相互に1名ずつ教育出向
- 【学会報告】
日本食品衛生学会学術講演会ポスター発表(残留農薬検査2題)
残留農薬分析国際交流会セミナー口頭発表(ヒスタミン検査)
’20s
商品検査センター開設50周年
’20
- コープデリと相互に1名ずつ教育出向
- 【学会報告】
日本食品衛生学会学術講演会ポスター発表(農薬検査)
’21
- 【学会報告】
日本食品衛生学会学術講演会ポスター発表(アレルゲン検査)
’22
- 商品検査センター開設50周年
- コープデリと相互に1名ずつ教育出向