2021年04月05日
「くらしと商品に関するインターネットアンケート」では、2021年3月に、ご家庭での災害の備えについてお聞きしました。 どのくらいの方が、どのようなものを備えているでしょうか。備えていない方は、どのような理由からでしょうか。アンケート結果から見てみましょう。
2021年04月05日
「くらしと商品に関するインターネットアンケート」では、2021年3月に、ご家庭での災害の備えについてお聞きしました。 どのくらいの方が、どのようなものを備えているでしょうか。備えていない方は、どのような理由からでしょうか。アンケート結果から見てみましょう。
防災用品や日常使いのものを十分・ある程度「備えている」と答えた方は半分ほどです。一方、備えに少し自信がなかったり、備えていないと答えた方が半分近くです。 家具の転倒防止や避難経路確認などをされている方は、それよりも少ない傾向です。 いざというときのために、安全を考えておきたいですね。
防災用の食品ストックが6日分以下の方は約58%です。 食品ストックの量は最低3日分、できれば7日分が安心と言われています。少し増やすことを考えてみてはいかがでしょうか。 一方、食品をストックしていない方は、8%です。
約62%の方は、日常使いのものを多めに確保しておいて、古いものから使って、使った分を買い足しておく「ローリングストック」をされています。防災専用品以外に、ふだん使い慣れたものを多めに備えておくことが、無理なく防災準備をするコツといえるでしょう。
災害への備えは大切な事ですが、保管スペースや費用などは悩ましいですね。でも出来るところからしたいものです。 何を備えてよいかわからないと回答した方は約30%です。次のグラフは、日常使いのものを多めに備えて、使った分を買い足す「ローリングストック」している方のストック品です。参考にされてはいかがでしょうか。
主食では、簡単に調理できるインスタント麺や乾麺を70%以上の方がストックしています。おかず類では、保存期間が長いレトルト食品や缶詰をストックしている方が60~70%です。災害に備えでは、簡単に食べられるものを準備したいですね。
飲料では、ペットボトル入りの水をストックしている方が約71%と特に多くなっています。 菓子では、約49%の方が、普段食べるものを災害を意識して多めにストックしています。普段使いもの以外に、長期保存水を備える方は約28%、長期保存専用菓子は約25%の方が備えています。普段使いのもののローリングストックとあわせて、長期保存できる食品を備えると、さらに安心できそうです。
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