2017年12月15日
今回のラブコープ商品 工場・産地交流会は、福岡県にある株式会社ふくれん。1980(昭和55)年以来40年近く、「ただの炭酸水」をはじめとする生協の商品をたくさん作ってきたメーカー。今回は炭酸水、フルーツゼリー、豆乳と、3つの商品をテーマにふくれんの製品づくりを学んでいきます。
2017年12月15日
今回のラブコープ商品 工場・産地交流会は、福岡県にある株式会社ふくれん。1980(昭和55)年以来40年近く、「ただの炭酸水」をはじめとする生協の商品をたくさん作ってきたメーカー。今回は炭酸水、フルーツゼリー、豆乳と、3つの商品をテーマにふくれんの製品づくりを学んでいきます。
まず初めに、昨年も学習をした「CO・OPただの炭酸水」から学習します。 ただの炭酸水、通称「ただ炭」は、雨が染み込み自然な地中を通っていくので浄化作業が効く深井戸から取水された水のおいしさをそのままいかすため、加熱殺菌せず充分にろ過した水に、炭酸ガスを加えて作られます。割り材だけではなく、お料理やデザートに、と全国のファンに色々な使い方を教えてもらいながらともに育った、生協の組合員ならおなじみの商品です。そんな「ただ炭」が、2017年春に実施したリニューアルのポイントのひとつめは、ペットボトルを軽量化したことです。
これまで、ただの炭酸水のペットボトルの重量は31gでしたが、それを24gに軽量化。たった7gと思うなかれ。年間の利用量に換算するとなんと約327トン分のペットボトル原料を削減しています。また、ボトルに巻かれているフィルムも短くする事により約0.2g軽くし、こちらも年間約9.3トンの包材削減につながっています。
しかし、単純にペットボトルを軽く薄くしてしまうと、炭酸が抜けやすくなったり、おいしさが保てなくなってしまう可能性があるので、ボトルの強度や構造を見直す必要があり、そこも工夫したポイントです。
また、パッケージに生産から廃棄までに排出するCO2を見える化するカーボンフットプリント(製造から利用、リサイクルまで使用される二酸化炭素の量を商品に記載すること)を表示するようになりました。
次のリニューアルのポイントはかわいいと好評のデザインボトル。 2017年の夏に採用された8種類のネイチャーボトルは、組合員の皆さんと一緒に選んだデザイン。動物のイラストが癒される、これまで持ち出すのがちょっと......と思ったたけど、これなら楽しくいつも持ち歩きたくなる、かわいいのでSNSに投稿しちゃった、など会場でも大好評の意見が出ていました。期間限定ではなく、継続的にデザインボトルを出して欲しい!という期待の声もありましたが、それは今後の課題ということに。デザインボトルの継続を望む組合員の方はぜひ、お近くの生協に声をお寄せくださいね。
続いては、ブレンドした果汁のおいしさをギュッとつめこんだ、4種の味のハーモニーが楽しめる「CO・OP ミックスフルーツ100%ゼリー」のおいしさの秘密について勉強します。