2015年11月17日
新しく「CO・OPまいてもおいしいスライスチーズ」が登場した今回のリニューアルに加えて、変わったところがもう一つあります。外袋が開けやすくなりました。2012年の改善では「きりくち」という表示から「ハサミマーク」にしたり、内袋(インナーフィルム)の文字の見やすさを改善してきましたが、今回は外袋の開けやすさを見直しています。
2015年11月17日
新しく「CO・OPまいてもおいしいスライスチーズ」が登場した今回のリニューアルに加えて、変わったところがもう一つあります。外袋が開けやすくなりました。2012年の改善では「きりくち」という表示から「ハサミマーク」にしたり、内袋(インナーフィルム)の文字の見やすさを改善してきましたが、今回は外袋の開けやすさを見直しています。
切り口の位置を8mm外(上)側にして、「きりくち」表示を入れました。 また、これまではアルミ蒸着ナイロン+ポリエチレンの2層構造でしたが、ナイロン+アルミ蒸着PET+ポリエチレンの3層構造に。素材を変更することで力を入れずに裂くことができるようになりました。
実際に試してみると、今までのものよりも軽い力で開けられます。目にもその違いは明らかです。
組合員からの要望で、中袋(インナーフィルム)を開けやすくしてほしい、というリクエストがありました。しかし、今回のリニューアルでは対応していません。これは開けやすくなると、どうしても密封状態(熱圧着しています)を保ちにくくなり、チーズが乾燥してしまうからです。 開けやすく品質も確実なものに、というのが理想ですが、その方法はまだ未開発。今のところはチーズをより良い状態で食べてもらうために、と品質を優先しピッタリとした中袋を採用しています。
続いては試食しながらの意見交換会。各生協の代表からは、若い人向けにカマンベールやフレッシュチーズなど、もっと味のバリエーションを増やしてみてはどうだろう?といった提案や、リニューアルされて以前よりは開けやすくなったが「開けにくい」という意見が多かった、8mm上に上がったのは良いけどでもやっぱり三角に切れてしまう、一瞬は開けづらい、チャックシールやテープが付いているといいのに、などの率直な意見を聞くことができました。
最後は組合員の声を明治の担当者にお渡して記念撮影。改善の報告、また新たな声を掬い上げ、また改善という繰り返しが、30年以上も続くロングセラー商品となった秘密!とわかった勉強会でした。