届いています! みんなの声:組合員さんとともに1,000人の組合員でモニターしたお茶を試飲 緑茶・烏龍茶2

2015年10月30日

「CO・OP緑茶」・「CO・OP烏龍茶」リニューアルの際の調査では、コープこうべと日本生協連の組合員で試飲による評価を実施。リニューアル前の「CO・OP緑茶」・「CO・OP烏龍茶」と国内の競合商品を飲み比べ、「すっきりとした味わいは評価できるが、緑茶・烏龍茶とも香りが弱い」という意見が多いアンケートになり、その調査結果を受けて試作品を製造。

リニューアルで試飲したモニターの数は約1,000人。

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緑茶は宇治茶、烏龍茶は鉄観音の支持が高いので、緑茶は宇治茶を加え、烏龍茶は鉄観音を増量することにしました。さらに烏龍茶では、競合品と比べすっきりとした味わいの評価は同程度でしたが、一部薄いと評価する方もいましたので、茶葉の使用量を増やして香りと味わいを濃くしています。この試作品を現行品と再びモニターテスト。さらに全国の会員生協の組合員1,000人以上でモニターを実施。こうして最終的に仕様を決め、「人気のすっきり味はそのままに、香りをアップ!」というコンセプトでリニューアルされました。

宇治茶をブレンドし、華やかな香りになった緑茶

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赤がリニューアル前、青がリニューアル後

既存の風味を受け継ぎながら、深みとすっきり感が両立した味わいになりました。その秘密は新たに配合した国産宇治茶のブレンド。 深みのある味は深蒸しした二番茶が担当。深蒸しとは通常の煎茶に比べ蒸し時間を2〜3倍くらい長くする製法。この深蒸しにより渋みの抑制&まろやかなコクがでました。 また、三、四番茶では火入れを強めることで、すっきりした味わいになっています。組合員さんから「たしかに香りが高まったわ」や「飲んでいるときはしっかりだけど後味はすっきりね。」といった意見がありました。

茶葉の使用量を1.2倍にした贅沢な烏龍茶

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緑がリニューアル前、黄がリニューアル後

香りをアップさせるために、烏龍茶は使用する茶葉を1.2倍に増量。味わいと風味の鉄観音、渋みが少ない水仙、さわやかな甘みの「色種」を配合しました。台湾産の鉄観音のほか、さらに希少な品種も数種類ブレンドしたので、すっきり飲みやすい味わいはそのままに、烏龍茶の持つ香りとほのかな甘みを感じることのできる烏龍茶に仕上がりました。組合員さんからは、「香りの違いがはっきりわかるわ」「食後によさそうね」「渋みが苦手で普段飲まない人もすっきりしているので飲めた 」といった意見がでる一方、あまり違いがピンとこなかった方も。味わいもさることながら、パッケージやアピール方法にも課題がありそうです。

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