産地のたよりブラックタイガーを育てている生産者について

2019年3月12日

ブラックタイガーの産地のひとつであるインドネシア。今回はそのインドネシアでブラックタイガーを育てている生産者をご紹介します。

生産者が生活している村

生産者は、プロジェクト対象養殖池のある南スラウェシ州ピンラン県のすぐ近くにあるパラメヤン村から養殖池に通っています。人口約4,600人のこの村では、半分が小学校卒で、中学を卒業している人は30%。生産者の学歴はさまざまですが、このような村で、養殖業で生計をたてながら生活をしています。

改善をするために

「養殖業改善プロジェクト」の【改善】をするためには、まず課題が何かを明らかにすることから始まります。そのために欠かせない事のひとつが、地図や作業に使用する道具の情報や、現在どのような方法で養殖しているかの情報を収集することです。写真は、道具を保管するための小屋に地図を設置している様子です。

環境や社会に配慮した養殖業について学びます

生産者に環境や社会に配慮した養殖業について説明をしている様子です。プロジェクトが始まる前、生産者は、マングローブが減少することの何がいけないのか、環境に配慮するとはどういう意味なのかを知りませんでした。
養殖業改善プロジェクトでは、この生産者の意識改革が鍵になります。生産者自身が、エビ養殖業を続けていくために、環境に配慮することの意味をしっかりと理解してもらうことが重要です。この取り組みが地域全体に広がっていくために、プロジェクトが終わった後も自主的に取り組んでもらえるように日々努力しています。

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スラウェシ島 エビ養殖業改善プロジェクト

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