2016年12月19日
今回はラブコープ商品 工場・産地交流会で大分県臼杵市のフンドーキン醤油株式会社を訪問、「CO・OP たまねぎドレッシング(国産たまねぎ使用)」、「CO・OP深入り胡麻ドレッシング カロリーハーフ」をはじめとするコープのドレッシング作りについて学びました。
2016年12月19日
今回はラブコープ商品 工場・産地交流会で大分県臼杵市のフンドーキン醤油株式会社を訪問、「CO・OP たまねぎドレッシング(国産たまねぎ使用)」、「CO・OP深入り胡麻ドレッシング カロリーハーフ」をはじめとするコープのドレッシング作りについて学びました。
フンドーキン醤油(株)のみなさんのごあいさつに続いて、生協との関係の歴史を学びます。
フンドーキン醤油(株)の前身となる小手川酒造は、1855年に創業。名前の通り、最初は造り酒屋としてお酒を作っていましたが、その後、醸造技術を活かして酒造りの時期以外にしょう油・味噌の製造もスタート。
1970年にはコープ商品第一号である「CO・OPこいくちしょうゆ」、「CO・OP麦みそ」を発売、生協との関係がスタートしました。フンドーキンの社名は、天秤はかりに使う分銅(ふんどう)を使うことで正確な商売をしたい、また分銅の形は裏返しても形が変わらないことから、裏表のない商売をしたい、という意味が「フンドー」に込められ、「キン」は代々受け継がれる代表の名前「金次郎」からとられ、名づけられました。 その後、1988年にはしょうゆ油やみそ以外にも「CO・OP和風ドレッシング」の製造も開始。
フンドーキン醤油(株)で製造されているコープのドレッシングはいくつかあります。まずは、2016年春に発売された「CO・OPたまねぎドレッシング(国産たまねぎ使用)」から学習。 このドレッシングは「コープクオリティ」としておいしさにこだわった商品。「コープクオリティ」は100人規模のモニターに食べてもらって、8割以上がおいしい 、と回答しないと名乗ることができません。そして、おいしさへのこだわりには、いくつかのポイントがあります。
ポイント1は、ふんだんに使用された国産玉ねぎ。玉ねぎはドレッシング全体の約29%をしめ、北海道と九州で収穫された玉ねぎを使用しています。北海道と九州という離れた2カ所の産地の玉ねぎが使われている理由は、玉ねぎは収穫できる時期や量が異なるため、10月から翌4月くらいまでは北海道産のものを、5月から9月までは九州(主に佐賀県産)、というようにいつも新鮮な玉ねぎを使っているからです。この新鮮な玉ねぎを工場の従業員が、機械ではなく一つ一つ手作業で変色や傷みがないかをチェックしながら皮むきし、切っていきます。
手作業で切られた玉ねぎは3~5mmの大きさに粗くみじん切りにされ、(1)ザクザク食感を出すため生のまま酢醤油で漬け込まれる(2)うまみや甘み、コクを引き出すために淡口しょう油や生しょう油にだし・砂糖を合わせた調味液で煮込む、という二つの方法で加工されます。 酢醤油で付け込まれたザクザク食感の玉ねぎと、玉ねぎ由来のうまみが引き出されたこだわりの調味液の配合が、玉ねぎたっぷりのドレッシングの味の秘密です。
「CO・OPたまねぎドレッシング(国産たまねぎ使用)」は火入れをした淡口醤油をバランスよく配合した調味液がドレッシングに使われています。さらに黒酢を使って味に深みとコクを加えました。玉ねぎのうまみを最大限引き出し、またおいしく食べてもらうため、100回以上の試作を重ねたこだわりの配合、原料となるしょう油メーカーでもあるフンドーキン醤油(株)だからこそできた味付け、というのも、このドレッシングの特徴の一つです。
「CO・OPたまねぎドレッシング(国産たまねぎ使用)」のおいしさの最後の秘密は、いろいろな料理に使えることと、カロリーが抑えめなところ。油の配合も12%なのでサラダはもちろん、肉や魚などいろんな料理に使うことができます。ロングセラー商品である、しょう油感が強くパンチのある味の「CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング」よりも甘めでマイルド、食べやすい味わいで、味のお好みに合わせて使い分けができ、かつヘルシーなドレッシングになっています。
続いて、「CO・OP深煎り胡麻ドレッシング カロリーハーフ」について学びます。