産地のたよりエビ養殖ファーマーさんからのメッセージを紹介します。

ブラックタイガーの養殖を行っているインドネシア・スラウェシ島。今回は養殖場のある村の紹介と、そこに暮らすファーマーさんが受けた、持続可能な養殖業へ転換するための学習会についてお届けします。

養殖場へ続く道

養殖場のある村は、インドネシア・スラウェシ島南部ピンラン県にあります。日本からジャカルタ、ジャカルタからスラウェシ島まで飛行機で、そこから車に乗り換えて村まで、約15時間を要する場所にあります。

画像は養殖場へ続く一本道です。
ファーマーさん達は、この道を通ってバイクで通います。この道の横には、海が広がっています。ここは、とても美しい夕日で有名な場所です。

村の中心部にはモスクがあり、インドネシアの他地域と同様、イスラム教徒が多数を占めます。イスラム教徒は1日に5回礼拝を行いますが、その時間になると、「アザーン」と呼ばれる祈りの言葉が大音量で流れ、お祈りの時間を知らせます。

学習会に参加するファーマーさん

村の集会所で、このプロジェクトに参加しているファーマーさんが集まり、持続可能な養殖業へ転換するための学習会が行われました。ファーマーさんがより理解しやすいように、先生が使う言葉は、現地のブギス語という言葉です。この日のテーマは、養殖池の土壌に使われる、マンゴーなど現地に生えている植物由来の有機肥料について。これらの適切な使用方法などを学びました。

ファーマーさんよりメッセージ

このプロジェクト対象池でエビを養殖しているファーマーさんであるJamal(ジャマール)さんにお話を伺いました。

●このプロジェクトに参加した理由は?
 Jamalさん:生産量を増やしたかったからです。
●日本の消費者の皆さんへのメッセージ
 Jamalさん:日本のご家族の皆さんがピンランからのエビをおいしいと食べてくれていることはとても嬉しいです。

自分たちが生産したブラックタイガーを楽しみにしている日本の消費者がいることが、ファーマーさんたちの励みになっています。ブラックタイガーの持続可能な生産に向けて頑張る皆さんを応援しましょう。

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