産地のたより醸造の町、臼杵市にフンドーキン醤油株式会社を訪ねました

2014年2月13日~14日

コープ商品の製造過程を学び、工場や産地の人たちと交流し、思いを知ることで、理解を深める工場産地交流会。今回は、大分県のフンドーキン醤油株式会社を訪ねました。

みぞれ混じりの雨が降る中、元気に出発!

フンドーキン醤油(株)本社は臼杵川の中州にあり、事務所や本社工場、
みそ工場などが並び、中州全体がフンドーキン島のようでした

フンドーキン醤油(株)は、大分県臼杵市にあります。自然に恵まれ、海と山と川があり、臼杵城の城下町として栄えました。古い町並みや、武家屋敷、神社仏閣、商家などの古い建物が今も残っています。
この日はみぞれ混じりの冷たい雨の降るあいにくの天候になってしまいました。それでも、大分空港とJR大分駅に、全国から集まった組合員の皆さんと職員、35名は元気いっぱい!バスに乗り込み、フンドーキン醤油(株)グループのしょうゆ工場である大分醤油協業組合に向かいました。

江戸時代から続く醸造の町、臼杵市

しょうゆ工場に着くと、まずは会議室で勉強会が始まりました

臼杵市は、江戸時代から続く醸造の町です。フンドーキン醤油(株)は、その中心を担ってきました。創業は江戸時代末期の1861年(文久元年)。現在は、大分県内の醤油醸造メーカーと大分醤油協業組合を作り、フンドーキンブランドのしょうゆを作り続けています。生協との関わりも古く、コープ商品第一号のこいくちしょうゆと麦みそが発売されたのが1970年のこと。以来、「CO・OP特選丸大豆しょうゆ」、「CO・OP麦こうじみそ」、「CO・OP野菜たっぷり和風ドレッシング」など、組合員の皆さんに愛される商品を数多く生産しています。

種類の違うしょうゆの味の違いを実感

しょうゆの香りをじっくり確かめてから口にします

到着後、さっそく2班に分かれて、学習会と工場見学を行いました。年間150万本以上を売り上げる「CO・OP特選丸大豆しょうゆ」は、コープ商品の中でも最も人気の高いしょうゆの1つで、通常の2倍の時間で発酵・熟成をさせるため、まろやかな風味としょうゆ本来の味が味わえます。
学習会では「CO・OP丸大豆しょうゆ」と、主に九州で発売されているうまくちしょうゆなど数種類のしょうゆの試食を行いました。組合員の皆さんはその違いを実感し、「特選丸大豆しょうゆは大豆の風味がするね」「うまくちしょうゆはめんつゆに近い」などの感想がよせられました。

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