産地のたより「CO・OP おいしいご飯」を製造する工場を訪ねました!

2013年7月18日~19日

日本生協連ではコープ商品の生産と流通の仕組みを学び、産地の相互理解を深めるために産地交流会を開催しています。

米飯加工、即席麺、流動食などを製造するフクシマフーズ

フクシマフーズの皆さんと一緒に記念撮影

日本生協連でコープ商品の生産と流通の仕組みを学び、産地の相互理解を深めるために開催している工場・産地交流会。今回は「CO・OP おいしいご飯」を製造するフクシマフーズ株式会社(福島県伊達郡 (以下フクシマフーズ))と基礎化粧品フリーリアの専用バラ園(宮城県登米市)を訪ねました。
初日、福島駅には全国から組合員と職員が36名集まり、まずはフクシマフーズを目指しました。昭和32(1957年)に伊達食品として設立されたフクシマフーズは昭和46年に東洋水産の子会社となり、米飯加工の他に即席麺、流動食の製造を行っています。

原料米は山形県産のはえぬき

学習会では製造工程だけではなく震災のお話もうかがいました

炊きたてのご飯の味をいつでも手軽に楽しめる「CO・OP おいしいご飯」。2002年の発売以来、多くの組合員の支持を受け、年間1000万食以上利用されているロングセラーです。
おいしさの秘密の1つは、米です。原料米には、米どころ山形県の主力品種であるはえぬきが使われています。これは日本穀物検定協会が認定する食味ランキングで10年以上「特A」評価を受けているおいしい米で、一粒、一粒がしっかりしていることが特徴だそうです。そしてそのおいしい米を使って炊きあげる製法にも秘密がありました。

おいしさの秘密は加圧炊飯製法

試食してみると「炊きたてのご飯のようにふっくらしてる」
「噛んでいると甘味が出てきておいしい」など、大好評でした

「CO・OP おいしいご飯」は、洗米した米と無菌化した水だけをトレーに入れて、蒸気を使って炊き上げる加圧炊飯製法で作られています。お釜炊きの原理を応用し、容器が炊飯器となって直接炊き上げる製法です。
レトルトご飯は炊飯後、容器にご飯を入れて密閉し、加圧加熱し、殺菌しますが、加圧炊飯製法は、クリーンルーム(無菌状態)で炊き上げ、無菌状態で包装するため殺菌をする必要がないことで、炊きたての食味が保てる点が優れているそうです。試食もしましたが炊きたてのご飯と変わらぬおいしさに感嘆の声があがっていました。

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