産地のたより大豆の種まきは晴れた日に。

2013.5.27

今回は、大豆の種まきの様子をお伝えします。

種まきの大豆はピンク色

播種を始めた青木組合長(5/27撮影)

大豆の普段の色は肌色ですが、播種をする時は病気などを防ぐための根粒菌を塗っているためピンク色です。 根粒とは大豆の根っこ部分の小さい瘤(こぶ)のことを言います。その小さい瘤の中に住んでいる土壌微生物(根粒菌)が栄養分を吸収します。これが肥料としての役割を果たし、肥料を節減することが出来ます。このピンク色の種を1反(約31.5m×31.5m)当たり約4kg程まきます。

二人一組での種まき作業

いい大豆に育ってくれるよう願いながら(5/27撮影)

今年も雪の影響で約10日程作業が遅れましたが、5月末になってようやく種まき作業を行うことができました。基本は二人一組で作業を行い、一人が運転手、もう一人が後ろに乗り、種が無くならないかの確認をします。今回取材している畑は191アールあり、大きな畑では500アールある畑もあります。
※1アールは約30坪

種まきから約10日後には発芽

この広い畑を3時間ほどで種まき、約10日後には発芽(左:5/27・右:6/6撮影)

大豆は天候の良い日が続く時に播種作業を行います。JA北いぶきは水稲地域であることから田植作業と時期が重複してしまうので、『天気が良い日は大豆・天気が悪い日は田植え』と天候により作業を分けたりしています。
播種後は晴天にも恵まれ、約10日後に芽が出始めました。(写真は6月6日撮影)

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