産地のたより春先は種まき前の融雪作業が大事

2013.3.28

JA北いぶき大豆生産組合 組合長の青木健治さんの畑をレポートします。

北海道では5月を過ぎても雪が降り、農作業に影響がでています。

JA北いぶき大豆生産組合 組合長の青木健治さん

2013年も記録的な豪雪で雪解けが遅くなりました。5月以降も北海道で雪が降るなど異常気象により農作業が遅くなっています。大豆の播種作業についても例年より10日程遅れました。

今年も大豆生産組合総会・栽培講習会が行われました。

大豆の品質・収量アップを目指し、真剣に講習を聞く生産者のみなさん

3月22日に大豆生産組合総会・栽培講習会を開催しました。昨年度の栽培を振り返って、栽培技術・品質の更なる向上を目指して25年産大豆の作付が始まりました。

黒い融雪剤を畑にまいて雪をとかします。

トラクターに付ける「ブロードキャスター」に融雪剤を入れ、トラクターで散布

トラクターで黒い融雪剤をまき、太陽の光によって雪をとかし、少しでも早く農作業に取りかかれるようにします。今年も雪が大変多く、「大豆だけでなく、米とか他の農作物もあるから早く雪が溶けないと農作業が詰まってくるんだよね」と青木組合長は話します。元々この地域は水稲の栽培がさかんな地域であることから、春先の融雪作業はとても大事です。

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産地:JA北いぶき

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