2014年7月3日~4日
2日目(7月4日)は静岡県島田市に移動し、ハラダ製茶株式会社を訪問し、茶の製造について学びました。2014年7月3日~4日
2日目(7月4日)は静岡県島田市に移動し、ハラダ製茶株式会社を訪問し、茶の製造について学びました。7月4日は静岡県島田市に移動し、「CO・OP深むし茶 紫」などでおなじみのハラダ製茶(株)を訪問しました。静岡県は全域で茶の栽培が盛んですが、特に、島田市や、牧之原市、菊川市にまたがる牧ノ原台地には約5000ヘクタールの茶園が広がっています。静岡県の茶の収穫量の1/3を生産する県内最大の茶生産地です。
今回の訪問では「CO・OP深むし茶 紫」の包装をする向谷工場と、収穫直後の荒茶加工を行う金谷工場の見学、そしてハラダ製茶の自社茶園での収穫体験と、製造工程を製品から畑までたどる盛りだくさんな内容となりました。
“誰がいれてもおいしい”のキャッチフレーズで知られる「CO・OP深むし茶 紫」は、組合員の皆さんに最も愛されている緑茶です。深蒸し茶は蒸し時間が長い製法で作られた茶で、蒸している間に、本来溶け出さない茶葉の栄養成分までお茶に含まれるようになり、よりおいしい茶葉になります。
また、使われている茶葉にもおいしい秘密があります。品種は、病気に強く、味がいい“やぶきた品種”。その八十八夜前後に摘んだアミノ酸たっぷりの若くやわらかい新芽である一番茶のみを使っています。
茶の製造は大きく、一次加工である荒茶加工(生茶を加工して荒茶にする工程)と、荒茶を製品化する製茶の工程の2つに分かれます。荒茶は鮮度を保ったまま加工しなければならないため、荒茶の工場は茶園の近くにあることが多いそうです。ハラダ製茶では、自社の荒茶工場で加工する茶葉はもちろん、荒茶として入荷する分も含めて、すべての茶葉はどこの茶農家が収穫したか、いつどんな農薬を使ったかをチェックし、独自の基準で仕入れているそうです。
製造工程も徹底的に管理され、安全で安心できる製茶が届けられています。
深むし茶 紫