産地のたよりJAきたそらち

北海道は広大な大地と表情豊かな四季が特徴ですが、中でも冬の厳しい寒さのため、明治2年に開拓が始まったころは稲作不毛の地と言われていました。石狩平野は泥炭層（寒さのため植物が分解腐食されていない状態）のため稲作には不適でした、だからこそ、全国のどこよりも品種改良、土壌改良を進め、栽培法に工夫をし、おいしいお米がとれるようになりました。今では、寒さのため病害虫が発生しにくいことを生かして、農薬の使用を抑えたおいしいお米作りを進めています。

見渡す限りの緑の水田は約150年にわたる北海道の生産者のたゆまぬ努力がうみだしたものです。近年、生協の組合員の皆様からも、「全国各地のブランド米にも引けをとらないおいしいお米」という評価をいただけるようになって、非常に励みになっています。これからも、気をゆるめずに更なるレベルアップをめざして精一杯努力していきます。