2014年11月13日~14日
学習会では、製造が行われているラインのライブ映像を組み合わせながら「CO・OPビーフカレー」と、「CO・OP釜めしの素」の製造工程を学びました。2014年11月13日~14日
学習会では、製造が行われているラインのライブ映像を組み合わせながら「CO・OPビーフカレー」と、「CO・OP釜めしの素」の製造工程を学びました。「CO・OPビーフカレー」の原料は、安全で安心できるものを選んで使っています。牛肉はトレースの確認できるもののみ、野菜も生産者と農薬の使用法の管理を協力してもらったものだけです。野菜は玉ねぎなど生で使うものは、入荷後ひとつひとつを洗浄、検品をし、機械で自動的に加工されています。ジャガイモやにんじんは、北海道産の加工・冷凍されたものを流水で解凍して使っているそうです。
これらの材料を調理した後、調理されたカレーソースと混合し充填され、加圧・加熱殺菌をした後、商品として包装されます。
「スライドにライブ映像を組み込むのは初めてなんですよ」と緊張した様子で解説してくれましたが、大画面に映し出される臨場感たっぷりの映像で、製造工程をわかりやすく学べました。
日本で一年間に作られるレトルト食品生産量は約36万トン(2013年度)にものぼります。それほど身近なレトルト食品ですが、一方では製造の工程や、原料に保存料が一切使われていないことを知らなかったという人も多く、
「家庭で作るのと同じように作っているのね」
「保存料が使われていないなら安心していただけるね」という声も聞かれました。
続いて、見学コースから充填包装工程を見学しました。出来上がったカレーソースを充填し、パックした後、殺菌をします。殺菌釜は、6900食分を130度に熱して一気に殺菌できるそうです。殺菌後、5食分をフィルムで包み、製品化されます。
工場で製造されるレトルトカレーは一日に約12万食になります。「CO・OPビーフカレー」はおいしいだけではなく、お求めやすい価格であることが支持され続ける理由ですが、大量に製造し、さらに箱包装の無駄を省きコスト削減してこそ、実現できることがわかりました。
ビーフカレー