産地のたより「CO・OPビーフカレー」の工場を訪ねました!

2014年11月13日~14日

全国の組合員の皆さんと共に「ラブコープ・キャンペーン」の対象となるコープ商品の工場や産地を訪ねるラブコープ工場産地交流会。「CO・OPビーフカレー」を製造するヤマモリ株式会社とコープのドライパックシリーズを製造するトーアス株式会社を訪問しました。

創業120年を超える老舗メーカー

11月13日、14日、ラブコープ工場産地交流会を開催しました。参加したのは、全国の組合員と職員42名です。
初日は三重県松阪駅に集合した後、バスで「CO・OPビーフカレー」などを製造するヤマモリ(株)松阪工場へ向かいました。
工場に到着すると、カレーの良い香りが漂っていました。
「おいしそうな匂い!」と皆さん、顔をほころばせながら、工場内に入り、会議室をお借りして勉強会を行いました。

ヤマモリ(株)はもともと醤油醸造メーカーで、その歴史は125年にもなります。三重県内に3つの工場があるほか、タイにも食品工場があります。

日本でも最大級のレトルトパウチ工場

熱心に耳を傾ける組合員の皆さん

松阪工場は昭和52年(1977年)に開設した日本でも最大級のレトルトパウチ工場です。ヤマモリ(株)の商品は約110種類と多品種に及びその9割を松阪工場で生産しています。
学習会では、まずレトルト食品について学びました。

簡単で便利なレトルト食品は、日本人の食生活を大きく変えたといっても過言ではありません。レトルトパウチ食品とは、完全に調理された食品を光も空気も通さない気密性容器に密封し、加圧・加熱殺菌して作られる食品のことです。保存料を使わずに常温で長期間保存ができるのです。

30年以上の取引で培われた日本生協連との信頼関係

会議室の一角にずらりと飾られたコープ商品

ヤマモリ(株)の食品製造の歴史は、1969年に自社開発したレトルト殺菌装置で製造した釜めしの素の発売から始まります。1971年にはミートソースのレトルトパウチを発売しています。

1977年には他社から中華用ソースがレトルトパウチで発売されたことで、商品の幅が広がり、第二の成長期に入ったといわれています。
日本生協連との取引が始まったのは1981年です。以来、長い信頼関係の下、「CO・OPビーフカレー」や「CO・OP釜めしの素」などのレトルト製品をはじめ、瓶詰め、調味料など多くのコープ商品を製造しています。

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