産地のたよりミックスキャロットを製造するゴールドパック株式会社を訪ねました

2014年9月18日~19日

9月19日に訪ねたのは安曇野市にあるゴールドパック(株)。「CO・OPミックスキャロット」や「CO・OP野菜と果実の彩果菜園 プラス食物繊維」(以下・彩果菜園)などの飲料を製造しています。

コープ商品を代表するミックスキャロット

周囲の景観に溶け込むように作られているあずみ野工場の前で記念撮影

安曇野市に移動し、数多くのコープ飲料を製造するゴールドパック(株)あずみ野工場を訪ねました。常念岳の麓に広がる工場は北アルプスからの良質な伏流水に恵まれています。この水は「CO・OPあずみ野の水」などのミネラルウォーターとして商品化されているほか、様々な飲料にも使われているそうです。
ゴールドパック(株)のコープ商品のなかでも代表的なのは1981年に発売された「CO・OPミックスキャロット」。“ミッキャロ”と呼ばれ、組合員さんに愛され続けているロングセラーです。ゴールドパック(株)と福岡県の株式会社ふくれんとで製造されています。

にんじん嫌いのお子さんでもおいしく飲めるジュース!

2014年4月には、にんじんの食物繊維分をプラスして、
甘さも少し抑えるなどリニューアル

まずは、ミックスキャロットの開発の経緯を教えていただきました。にんじん嫌いのお子さんでもおいしく飲めるジュースをという思いが開発の出発点です。今でこそにんじんは甘さのあるおいしい品種が出回っていますが、1981年頃は独特の香りがあり、子どもの嫌いな野菜のアンケートではいつも上位でした。
そこで、子どもでも飲めるおいしいにんじんジュースを作ろうと、様々なフルーツを組み合わせ、組合員の皆さんにも試飲していただきながら、試作を重ねました。最終的にバナナピューレを加え誕生したのがミックスキャロットです。

原料から出荷まで、安全・安心へのこだわり

管理システムの仕組みをうかがい、空いた時間にさっそくチェックしてみました

ミックスキャロットのおいしさは原料とその製法のこだわりに支えられています。にんじんはすべて国産、工場で皮をむき、茹で、搾汁したものを濃縮して使用しているとのことでした。
安全・安心への管理も徹底しています。独自の管理システムは、二次元コードを読み込むだけで使用した原料、製造、出荷状況などが、瞬時にトレースできるそうです。製品検査室では、毎日同じ製造ラインで作った製品が賞味期限より長い期間保管されており、何か問題があればすぐに確認できる体制も整えられていました。

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