産地のたよりこれまで飲まれてきたミッキャロは約26億2000万本分以上

見学の後は、他社製品との比較をする目隠しテストを行いました。対象となるのはＡＢＣＤのシールが貼ってある4製品。このうちＡがミックスキャロット、他の3つが他社の製品です。それぞれを飲み比べて一番おいしいと思うものを選んでいただきました。組合員の皆さんは１つずつじっくり飲み比べながら判断していました。
その結果、最も多く票を集めたのがＡのミックスキャロットでした。回答を聞くと「いつも飲んでいるから一口でわかった！」「迷ったけれど、やっぱりＡかなと思ったの」「同じように見えるジュースも飲み比べるとこんなに違うのね」など様々な声があがっていました。

組合員の皆さんからは見学前から「ミッキャロは大好きなので今日を楽しみにしていました！」という声も多く聞かれ、なかにはミックスキャロットの歌を作ってきてくれた組合員さんもいるほど。その中でコープみらいからは、コープ委員会でのミックスキャロットの学習会の成果や組合員の皆さんによって書かれた色紙なども、学習会の合間を縫ってゴールドパック(株)に贈呈されました。「いつも飲んでいます」「調理にも使っています」などカラフルなペンで書かれた手書きの文字に、皆さんの熱い思いが詰まっていました。

組合員さんに愛され続けてきたミックスキャロットは、これまで飲まれてきた本数は、160g缶で換算すると約26億2000万本以上（2013年4月時点）になるそうです。並べると地球を4.8周する長さになるのだとか！開発時には最終の試作品１万本を組合員の皆さんに配り、アンケートに答えてもらい完成しました。その後も、数え切れない方々からの声も寄せられています。それを元に何度かリニューアルを重ね、現在に至っているとうかがい、組合員の皆さんと作り上げた生協を代表するコープ商品であることを実感しました。