産地のたよりコープひとくちこうや豆腐を製造する株式会社みすずコーポレーションを訪ねました

2014年 9月18日~19日

全国の組合員の皆さんと共に「ラブコープ・キャンペーン」の対象となるコープ商品の工場や産地を訪ねるラブコープ工場産地交流会。今回は9月18日、19日の2日間、長野県の(株)みすずコーポレーションと、ゴールドパック株式会社を訪ねました。

創業112年の老舗企業、(株)みすずコーポレーション

皆さんで記念撮影。シンボルマークは、子どもの笑顔をモチーフにし、常に心ある企業であることを願って心という文字から作りました

今回参加していただいたのは、全国の生協の組合員の皆さんと職員、35名です。長野駅に集合し、まずは長野市の(株)みすずコーポレーションを訪ねました。「CO・OPひとくちこうや豆腐」をはじめとしたこうや豆腐製品や、「CO・OPふっくら味付いなりあげ」など油揚げ製品を製造しています。
到着したのは敷地面積が1万6000坪もある(株)みすずコーポレーションの本社工場です。創業は1902年、今年で創業112年を迎えた老舗企業です。会議室をお借りし、学習会からスタートしました。

こうや豆腐のシェア95%を誇る長野県

学習会では、メモを取りながら熱心に聞き入っていました

豆腐を脱水乾燥させたこうや豆腐は、高野山などで作られ、精進料理として食されてきた食材です。長野県では冬に農家の軒下につり下げてつくることで凍(しみ)豆腐と呼ばれ、伝統的な食材として利用されてきました。現在も長野県内ではこうや豆腐の生産がさかんで、全国シェアの95%をしめています。
(株)みすずコーポレーションの主力製品は、創業以来製造を続けるこうや豆腐と1970年代半ばから製造を始めた油揚げや味付けいなりです。現在ではこうや豆腐製品が工場全体の生産の25%、油揚げ製品が65%をしめているそうです。

原料となる大豆は北米産、ブラジル産、国内産を使用

これから工場見学に出発です

続いて工場内を見学させていただきました。工場に入ると煮られた大豆の香りが漂っていました。
こうや豆腐の製造は豆腐を作るところから始まります。原料となる大豆は、製品によって北米産を中心にブラジル産や国内産を使っているそうです。大豆は入荷されると、工場内のサイロで保管されたのち、水で洗浄され、一晩水に浸され、煮沸します。その後、おからと豆乳に分離し、大きな豆腐を製造します。
豆乳と分離する際に出るおからは乾燥した後、おからクッキーなどの食品用やペットのトイレ砂、微生物の発酵材などいろいろな用途に使用されています。

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