産地のたより1日に製造する「味付けいなり」は、約500万個!

2014年 9月18日~19日

「CO・OPふっくら味付いなりあげ」の製造工程も見学させていただきました。地域によって異なる味の好みに合わせるための工夫などをうかがいました。

味付けいなりあげの2つの製法

「CO・OPふっくら味付いなりあげ」は、ご飯をつめるだけでいなり寿司ができる手軽さで人気の商品。

続いて、「CO・OPふっくら味付いなりあげ」の製造工程を見学させていただきました。見学通路に入ると、それまでとは異なる揚げ油の香りを感じ「わぁ、匂いが違う」の声があがります。通路から工場内を見下ろすと油揚げを半分に切り、味付けをする作業が見えました。
「味付いなりあげ」は常温タイプのレトルト製法と、チルドタイプのSFP(スチームフラッシュパック)製法との2種類で製造されています。SFPはパック内を高温の水蒸気で真空にする製法で、通常の真空パックよりも圧力をかけないことで、やわらかさを保ったまま殺菌することができるそうです。

味付けいなりあげの調味液だけで90種

案内してくれた方の話にメモを取りながら熱心に聞き入っていました

(株)みすずコーポレーションでは、260万枚から300万枚の油揚げを毎日製造しています。油揚げを半分にして使ういなりあげにすると約500万個分にもなるそうです。油揚げは長方形や正方形、三角形など地域によって形が異なり、好まれる味付けにも地域差があります。全国に出荷している味付けいなりの調味液は、関西は薄口、関東は濃い口という具合に、90種類もあるそうです。製品化されたものを見比べると、味付けによって色も少し違っていました。

スイーツでもおいしいこうや豆腐

「CO・OPホットケーキシロップ」をかけた「フレンチトースト風こうや豆腐」

見学後は、(株)みすずコーポレーションで製造しているコープ商品の試食をさせていただきました。定番のこうや豆腐の煮物の他に、「CO・OPコンソメ」で味を調えたこうや豆腐のチャウダー、「CO・OP麻婆茄子の素」で作ったこうや豆腐となすの麻婆、すき焼きのたれを使ったこうや豆腐の肉巻きなど、多彩な料理が並べられていました。
中でも組合員の皆さんを驚かせたのが、フレンチトースト風こうや豆腐。こうや豆腐とスイーツの組み合わせは初めて!と言う方ばかりでしたが、口にすると表面はかりっとして、甘さが中までしみこみ、こうや豆腐であることを忘れそうでした。

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