産地のたより再生紙とバージンパルプの違いはわかる?

2014年7月3日~4日

見学後は、6種類のティッシュから、「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」をあてる目隠しテストに挑戦しました。

環境にやさしい工場に感嘆の声!

工場の一角に集められた灰が再資源化される仕組みを学びました。

見学を通じて、組合員の皆さんの関心を集めたのは、工場全体が環境に配慮したシステムとして作られていた点でした。たとえば、リサイクルパルプにする際に出る灰はセメントの原料として再資源化したり、原料にならなかった物は燃料化されたり、ゴミを一切出さない仕組みを作っているそうです。

製造中に発生した汚水などは環境基準に沿って処理され、川に戻されます。技術開発でホッチキスなどの異物が混在した紙でも再利用ができるようにもなったそうです。原料になる紙の無駄も減らすシステムまであることに感嘆の声があがっていました。

「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」を探せ!

6種類のティッシュペーパーを1枚1枚ていねいに触れ、感触を確かめます

見学後には「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」を含めたティッシュの目隠しテストを行いました。

お題は「一番手ざわりのいいもの」と「『CO・OPグリーンキーパーコンパクト』はどれでしょう」です。1つ1つを触って、一番感触の良いティッシュと、「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」だと思う番号をそれぞれ選びます。用意されたのはバージンパルプ100%の市販のティッシュ4種類と、他社の再生紙ティッシュ、そして「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」。

「普段は気づかないけれど、同じように見えても、こんなに違うのね」
と、皆さん、1つ1つをじっくり触って柔らかさや肌触りや紙質を確かめていました。

再生紙とバージンパルプの違いはわかる?

触っただけで「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」を的中させる人が多いのはさすが生協の組合員さん!

「感触の良いティッシュ」で「いいね!」を一番集めたのは、市販のバージンパルプ100%の製品でした。その理由は「柔らかい」が目立ちました。

再生紙はバージンパルプに比べ手触りでは劣るけれど、普段の使用では問題ない品質であることも確認されました。


「再生紙とバージンパルプの違いをわかっているのは、さすがに生協の組合員さん!」と、サンペーパー(株)の宮本さんは感心していました。
目隠しテストの後も、出発ギリギリまで質疑応答は続き、「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」への組合員の関心の高さを改めて知ることのできた産地交流会になりました。

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