産地のたより「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」を製造するサンペーパー株式会社を訪問しました!

2014年7月3日~4日

全国の組合員の皆さんと共に「ラブコープ・キャンペーン」の対象となるコープ商品の工場や産地を訪ねるラブコープ工場産地交流会。今回は山梨県のサンペーパー株式会社への訪問の様子をお伝えします。

人気の再生紙ティッシュ、「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」

木のイラストは森をイメージし、このティッシュを使うことで森を守ることにつながるという意味をこめています。

今回のラブコープ工場産地交流会では、「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」を製造する山梨県のサンペーパー(株)と「CO・OP深むし茶 紫」で知られる静岡県のハラダ製茶(株)を訪ねました。

全国の組合員と職員、33名が甲府駅に集合。甲府市のお隣、市川三郷町にあるサンペーパー(株)を訪問しました。サンペーパー(株)は再生紙のトイレットペーパー、コアノンロールの製造元の1つでもあります。

まずは、学習会からスタートです。サンペーパー(株)営業二部部長の宮本浩志さんから「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」についてうかがいました。

サンペーパー(株)に到着して、さっそく学習会を行いました

リサイクルパルプ100%のティッシュペーパー、「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」は資源の無駄使いを防ぎ、環境に配慮した商品の先駆けとして1988年に誕生しました。以来25年以上、組合員の皆さんに支持され続けるロングセラー商品です。

開発当時は、再生紙を使用したティッシュはほとんどなく、日本生協連の環境マークが付けられた初期の商品です。使った後にゴミになる紙箱を省いたフィルム包装も環境に配慮されています。この包装には工場のラインの新設が必要で、安定した操業までに時間がかかり、苦労したと教えてもらいました。

再生紙ティッシュのシェアはわずか一割未満

原料から製品になるまでを見学しました

現在もトイレットペーパーの6割以上が再生紙であるのに対し、ティッシュペーパーのほとんどはバージンパルプを原料としていて、再生紙のティッシュは一割未満にすぎないそうです。
それでも、今回の産地交流会に参加した組合員の皆さんは「我が家では使っていますよ」という方が大多数でサンペーパー(株)の宮本さんを驚かせていました。
学習会後には
「地元の組合員から聞いてくるように頼まれました」
「常々疑問に思っていることをリストにしてきたのですが……」
と、熱心な質問が相次ぎ、ロングセラー商品の根強い人気が伝わってきました。

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