2014年7月3日~4日
古紙がリサイクルペーパーの原料となり、製品化されていく一連の工程を見学しました。2014年7月3日~4日
古紙がリサイクルペーパーの原料となり、製品化されていく一連の工程を見学しました。「CO・OPグリーンキーパーコンパクト」を製造する工程は、原料を精選する工程、パルプから紙を抄き、大きなロールを作る工程、ロールからティッシュを製造する工程の大きく三段階に分かれます。その 一連の工程を見学させていただきました。
原料はオフィスや家庭から回収された紙パックや書類などです。それらが破砕され、ベルトコンベアーに乗って、大きな攪拌機の中に落とされていく様子を見学しました、この工程以降、不純物を取り除き、ティッシュの原料になるパルプ繊維を取りだします。1日に40トンの原料を処理し、リサイクルパルプを精選しています。
サンペーパー(株)では、飲料などで使われている紙パックのうちアルミコートされた紙でも再生させる技術を開発しています。これによって牛乳パック類の配合率を50%以上に上げ、より柔らかく、より白い製品ができるようになったとのことでした。
原料となる回収された紙類は、工場の一角に保管されていました。その中には、全国各地で飲まれている生協の牛乳や飲料のパッケージもたくさん見つけることもできました。
「店舗で集められている紙パックはこうしてリサイクルされているのね」
とうれしそうに話す声も聞こえてきました。
続いて、リサイクルパルプを抄紙・乾燥し、巨大なロールに巻き上げる工程を見学しました。この巨大なロールを2枚重ねにして、次の工程に送られます。ロールからティッシュにする工程で、インターホルダ(折りたたみ機)でカットしながら折りたたんでいきます。
そしてそれがそのまま、フィルム包装され、6個パックに完成するまでをすぐそばで見学しました。
「学習会で学んだフィルム包装のために新設したというラインがここだね」などという会話が組合員の皆さんからは聞こえてきました。
グリーンキーパーコンパクト