2014年5月7日~11日
組合員の皆さんと共にコープ商品の産地を訪ね、日本生協連が開催する産地交流会。今年度は、「ラブコープ・キャンペーン」の対象となるコープ商品の工場や産地を訪ねます。2014年5月7日~11日
組合員の皆さんと共にコープ商品の産地を訪ね、日本生協連が開催する産地交流会。今年度は、「ラブコープ・キャンペーン」の対象となるコープ商品の工場や産地を訪ねます。ラブコープ 商品工場・産地交流会の第一回は発売から40周年を迎えたコープの無漂白かずのこの産地、カナダブリティッシュ・コロンビア州(以下、BC州)、バンクーバーを3泊5日の日程で訪問しました。
コープの無漂白かずのこは、商品化されるまでには国境を超えた協同組合間の提携もあり、生協運動のシンボル的な商品のひとつです。
日本生協連では、1960年代に北海道でニシンが獲れなくなった後、国際的な協同組合のつながりで旧ソ連、そしてカナダへと原料の数の子を求めて生産拠点を移してきました。ここカナダでの生産が始まったのは1971年、そして1973年に、漂白された数の子が主流だった時代に「使わないで済む添加物は使用しない」という方針で開発されました。
現在は、カナダやアラスカで漁獲後、バンクーバーで一次加工をし、中国の大連で二次加工、そして北海道の余市郡漁業協同組合(余市郡漁協)で最終加工を行い、製品化しています。日本生協連では2012年にIYC産地交流会で全国の組合員の皆さんとともに余市郡漁協を訪ね、数の子の加工を見学し、北海道のニシン漁の歴史を学びました。今回はバンクーバーを訪問し漁獲から一次加工までを学び、生産に携わる方々と交流することが目的です。
参加したのは全国から集まった組合員と職員を含む12名です。羽田空港に集合後、空路、バンクーバーを目指しました。
東京からバンクーバーまでは約10時間。時差は16時間です(サマータイム期間中のため。通常は17時間)。出発は5月7日午後9時でしたが、到着は同じ日の午後2時。
日本での太平洋数の子のプロモーションを担当する政府出資のカナディアン・パシフィック・数の子協会(CPKA)の脇田伴子さんを始め、日本生協連の関係者の出迎えを受け、バスで市内へと移動し、バンクーバー市内を案内していただきました。