2013年9月11日~13日
コープ商品の生産と流通の仕組みを学び、工場や産地との相互理解を深めるために開催している産地交流会。今回は北海道十勝地方を訪ねました。9月12日の見学は広大な畑からスタート!大きなハーベスター(収穫機械)での収穫を見学したり、収穫体験をしたり、スイートコーンを楽しく学びました。2013年9月11日~13日
コープ商品の生産と流通の仕組みを学び、工場や産地との相互理解を深めるために開催している産地交流会。今回は北海道十勝地方を訪ねました。9月12日の見学は広大な畑からスタート!大きなハーベスター(収穫機械)での収穫を見学したり、収穫体験をしたり、スイートコーンを楽しく学びました。十勝の真っ青な空の下、最初に訪ねたのは、十勝の広大な大地に広がるスイートコーンのほ場です。ほ場の生産者は、日本罐詰(株)十勝工場と直接契約栽培をしています。ここで栽培されているのは、「CO・OP日本のコーンスープ」の原料となるスーパースイート種という甘味の強い品種です。
スイートコーンの収穫適期は8月中旬から9月初旬で、収穫は早朝から午前中にかけて行われます。収穫の適期を逃さないために、日本罐詰(株)原料課の職員が、日々ほ場に足を運んで、収穫日を決めているそうです。
訪問したときは、ちょうど収穫まっただ中。大きなハーベスターが広大なほ場を行き来する光景は大規模農業の北海道ならではで、皆、目を丸くして見ていました。
見学後、一画を「自由に収穫していいですよ」と開放していただき、収穫体験をさせていただきました。組合員の皆さんは夢中で収穫し、袋の中はあっという間にたくさんのスイートコーンであふれていきます。
生のスイートコーンを、ほんの少し食べてみると、口いっぱいに甘さが広がり、組合員の皆さんからは、
「おいしい!」
「甘い!」
と歓声があがっていました。
今回は手で茎になっている食べ頃のスイートコーンをすべて収穫させていただきましたが、加工用のスイートコーンの場合、ハーベスターで収穫されるのは最初に熟した最もおいしい1本だけ。残りは、枝や葉と共に、土にすき込み、緑肥となります。
それを聞くと
「もったいない」
の声も上がっていましたが、最もおいしい時期のスイートコーンを効率よく収穫し、甘さをそのままパックするためのベストの方法です。この日も、ハーベスターから次々にトラックに移され、加工をする日本罐詰(株)十勝工場へと輸送されていきました。
日本のコーンスープ