産地のたより専用バラ園での採花体験に幸せな気持ちに!

2013年7月18日~19日

学習会の後は、バラの香りに包まれたハウスの中で採花体験を行いました。

バラの花を手で摘む採花作業を体験

手のスナップをきかせてやさしく摘んでいきます

学習会の後は、採花体験です。専用バラ園のビニールハウスに一歩入ると、バラの香りに包まれます。ここでは、4種類のバラが栽培され、そのうちレディラックという種類のバラの採花体験をせていただきました。トゲが少なく、香りの強い品種です。
八分咲き以上の花を包み込むようにガクをつまみ、採花します。このとき、手のスナップをきかせるのがポイントだと教えてもらいました。
カゴをもって、バラの香りするビニールハウスの中を歩きながら採花に適した花を見つけているだけで笑顔になります。

バラの香りに包まれながらのバラシ体験

慎重にていねいにバラシをしていきます

採花した花を集めて、花びらをばらすバラシの工程も体験しました。目視で傷んだ花をとりのぞき、ガクをつまんで花びらだけを残す作業です。皆さん緊張の面持ちでバラしていましたが、バラ園で働くスタッフは1秒に1個の花をバラしていくと聞かされ、「プロはすごい!」と驚きの声があがりました。
バラの花はガクのほうが香りが強く、バラしていると、芳しい香りに包まれます。「幸せ~」「癒やされる」そんな感想も口々に聞こえてきました。
皆で集めた花びらの重さは1.22kg。一度冷蔵庫に保管され、埼玉県の抽出工場へ出荷されます。

震災で傷ついた心を癒やしたバラの力

みやぎ生協からの報告に真剣に耳を傾けます

採花体験の後は、みやぎ生協の職員から、東日本大震災後の取り組みについて話を聞きました。みやぎ生協とナリス化粧品では、宮城県沿岸部で津波の被害に遭い仮設住宅に住んでいる方をバラ園に招待しています。日々厳しい環境で過ごされている方に、癒やしの時間を持ってもらおうと始まった取り組みです。香りをかぎ、手にとり、採花体験などをすると、参加した方の顔がパッと華やぎ喜ばれているそうです。そういった話を通じてバラの持つ力とフリーリアの良さも知ることができた見学交流会になりました。

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