はじめての離乳食 Baby Food

子どもにとってもママ&パパにとっても
はじめての離乳食。
「離乳食ってどう進めるの?」
「いつ始めるの?」
ひとつずつ学び、
子どもと一緒に成長していく。
そんなママ&パパを応援します。

月齢別 離乳食の進め方

子どもの成長には個人差があります。それぞれの赤ちゃんに合わせて、無理せず進めていきましょう。

離乳食を始めるタイミング

  • 首のすわりがしっかりして寝返りができ、5秒以上座れる
  • 食べ物に興味を示す
  • スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
最初はスプーン1杯から始めてみよう

厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」をもとに作成

「CO・OP 国産米をふっくら炊いた白かゆ」を使用の場合

5ヵ月頃 6ヵ月頃
かたさの
目安
つくり方 加熱後お湯小さじ2を加えてすりつぶす 加熱後お湯小さじ2を加えてつぶす
量の目安 1個 2個
7ヵ月頃 8ヵ月頃
かたさの
目安
つくり方 加熱後つぶす 加熱後そのまま
量の目安 3個 4〜5個
2019年6月28日まで掲載していた「食べ方の目安」に誤りがありました。お詫びいたします。

「CO・OP (九州産小麦使用)やわらかいミニうどん」を使用の場合

5・6ヵ月頃 7・8ヵ月頃
かたさの
目安
つくり方 加熱後すりつぶす 加熱後みじん切りにカットする
9~11ヵ月頃 12~18ヵ月頃
かたさの
目安
つくり方 加熱後1~2cmにカットする 加熱後2~3cmにカットする

お子さまの身長、体重、食べる量等は個人差があります。大きさ、かたさなどについては、離乳食の進み具合によりますので、お子さまの様子を見ながらお試し下さい。

離乳食の調理方法の基本

飲み込みやすく、赤ちゃんの未発達な胃腸でも消化しやすいよう、かたさや大きさを調節します。

離乳食・幼児食のQ&A

ママ・パパからよく寄せられるご質問に管理栄養士がお答えします。

量について

うちの子、あまり食べてくれないんですが…。
食事時間に空腹になっていることが大切です。授乳の量を減らしたり、おやつの量や時間が影響していないか確認してみましょう。食べる量には個人差があります。元気で成長曲線にそっていれば問題はありません。
たくさん食べ過ぎるのが心配です。
食べる量には個人差があり成長曲線にそっていれば問題ありません。
オーバーしていくようであれば量が多すぎるので欲しがるだけあげるのはやめ、野菜でボリュームをだします。また早食いにならないようにかむように声かけし、食事がやわらかすぎないようにしましょう。
子どもの食べる「適量」ってどのくらい?
離乳食の本など掲載されている月齢毎の目安量を参考にしてみましょう。しかし食べる量は個人差が大きいので、元気に成長していれば量は足りていると判断して大丈夫です。
食べたり食べなかったり、日によってムラがある。
赤ちゃんも大人と同じで、食べたくなかったり飽きたりするものです。授乳中はあまり気にせず無理に食べさせるのはやめておきましょう。続くようであれば、目の前でおにぎりを作ったり、盛り付けを彩りよくしたり興味を示すようにしてみるのも1つです。

食べ方について

よくかまずに丸飲みしてしまうのですが…。
丸飲みしてしまう原因には、かたすぎてかめない場合とやわらかすぎる場合があります。指でつぶせる程度のやわらかさで大きめに切ります。また、食べさせるスピードが早すぎたり、口の中に食べ物が入っている時に水分を飲ませると、かまなくなりますので注意しましょう。
食べるのにとても時間がかかります。
少食のお子さんは時間がかかる傾向があるようです。よくかんでいるために時間がかかっているようであれば、良いことと捉えましょう。あまり急かさずに、食事が楽しい時間であるように心がけてください。
食べ物を一度にたくさん口の中に入れてしまうのが心配。
手づかみ食べを始めた頃は、自分のひとくち分がわからないので口にたくさん食べ物を入れてしまうことがあります。成長とともに量を理解し上手に食べられるようになります。

遊び食べについて

おとなしく座って食べてくれません。
赤ちゃんは好奇心旺盛ですから、食事時間に気になることがあればじっとしていられません。食事時間は集中できるようにおもちゃを片づけたり、テレビを消すなど環境を整えます。またお腹を空かせておくことも大切です。

偏食について

野菜をあまり食べたがりません。
離乳食が進み野菜の形状が大きくなると、食べづらかったりえぐ味が気になったりして食べなくなることがあります。また「ムラ食い」も始まります。やわらかめにゆでたり、筋を細かく切ったり、だしやスープでうま味をつけたり、少量の調味料を使うなど食べやすくしてみましょう。
おかずを用意してもごはんばかり食べています。
「〇〇ばっかり食べる」という「ばっかり食べ」は自己主張をするようになる1歳前後によくみられます。他の食品が嫌いというわけではないので、用意をしてあげることは大切です。親が食べているのを見ていると興味を持つようになってくるものです。
麺類は好きなのですが、ごはんを食べません。
自己主張をするようになるとごはんを嫌がり、麺類やパンを好むこともよくあります。おにぎりやのり巻き、炊き込みごはんやチャーハンにしたり、目先を変えてみましょう。
お肉を食べてくれません。
肉はぱさついたり、かむ力が弱いため嫌がることが多い食材です。無理することはありませんが、とろみをつけてあんかけにしたり、つぶしたじゃがいもやかぼちゃに加えたり、豆腐を混ぜて肉団子にしてやわらかくしたりしてみましょう。

進め方について

2回食、3回食にするタイミングがわかりません。
離乳食を始めて1ヵ月程たったら、食べる量が少なくても構わないので2回食へ進みましょう。2回食が安定し食べる量も増えてきたら、3回食にして生活リズムを整えていきます。
2回食、3回食はそれぞれどの時間帯に食べさせればよい? 時間はどれぐらい空ければいいのかしら。
2回食は午前と午後に1回ずつ、3回食は食事の間を4時間以上あけ、早朝や遅い時間を避けてあげるようにします。3回食に慣れてきたら時間をずらして大人と一緒に食事ができるようにしていきましょう。

おやつについて

おやつはどんなものがよいですか。量はどれくらいですか。
おやつは3食で足りない栄養素を補うためのもので、12ヵ月頃から必要になりますが離乳食をよく食べる赤ちゃんは不要な場合もあります。内容は甘い菓子ではなく普段からとりにくい食材や栄養を取りいれましょう。1歳頃は80kcal程度で、ベビーフードの菓子や乳製品、果物や水分補給程度、1~2歳で100~200kcal 、3歳以上で150~300kcalになります。
市販のお菓子を食べさせてもよいのはいつ頃から?
糖分や油分の多いお菓子は、消化に負担がかかったり甘味に慣れてしまうため、できれば2~3歳頃までは控えるようにしましょう。
市販のジュースはいつ頃から飲ませてよいでしょうか。
100%果物ジュースなら2倍以上に薄めてごく少量であれば7~ 8ヵ月頃から使えますが、他のジュースは甘味が強いため2~3歳頃までは控えるようにしましょう。

内容について

調味料はいつ頃から、どれくらい使えばいいですか。
7~ 8ヵ月頃から、しょうゆやみそや塩などをごく少量使えるようになります。9ヵ月頃からはトマトケチャップやマヨネーズなども使い、味つけでメニューの変化がつけやすくなります。
各月齢で食べてよいもの、まだ控えた方がよいものを教えてください。
特に注意が必要な食品は、「微生物(ボツリヌス症)」では「はちみつ」で、抵抗力の弱い1歳未満の乳児には与えないでください。また、「アレルギー」では、そばは3歳~、「衛生面」では、刺身は2歳~、生卵は3歳~になります。他は月齢に合わせて「かみにくいもの」「塩分や油が多いもの」「刺激が強いもの」に注意し、最初に食べる食品はひとくちからが基本です。
子ども用のメニュー、ワンパターンになってしまいます。
離乳食作りは毎日のことですから大変だと思いますが、同じ調理法でも食材や食材どうしの組み合わせを変えたり、調味料を少量使ってみるだけでも変化がつけられます。大人メニューからの取り分けも入れてみましょう。

手づかみ食べについて

手づかみ食べが上手にできません。
手づかみ食べは成長過程には大切な行動の1つで、個人差はありますが9ヵ月頃から始めます。最初は力加減がわからずに握りつぶしてしまったり食べないこともありますので、野菜スティックなどつかみやすいものにしてあげましょう。だんだんと上手になっていきます。

水分について

水分を摂りたがらないので心配です。
水分摂取量は個人差が大きいようです。授乳中はミルクが水分補給にもなっています。また離乳食からも水分がとれます。それ以外ではこまめに2~3口飲む程度でもかまいません。体調もよく元気にしているようであれば心配はありません。

体調について

子どもが便秘がちです。
離乳食を始めた頃や離乳食の回数が増えると、腸内細菌のバランスが変化したり水分量が減り便秘になることがあります。野菜や海藻など食物繊維の多いものを増やしたり、ごはんやスープなど水分の多いメニューを増やしてあげましょう。こまめに水分補給も。
風邪をひいた後、あまり食べなくなりました。
体調をくずした後は離乳食を食べなくなることがあります。離乳食は1段階前に戻し消化のよいおかゆやうどん、豆腐や白身魚などを中心に食べる分だけあげるようにします。数日かけて元のかたさや状態のものに戻していきましょう。

保存方法について

冷凍するとどれくらい保存できますか。
毎日の離乳食作りは大変ですから、多めに作って小分けしフリージングすることをお勧めします。冷凍保存期間は、食品の乾燥や酸化することを考え1週間~10日程度で使いきるようにしましょう。

フォローアップミルクについて

どんな場合に必要ですか。
9ヵ月頃になると鉄分をとる必要がでてきます。食事で大豆製品や赤魚、レバーなどのたんぱく質や葉もの野菜が少なかったり、量を食べない場合などはフォローアップミルクを取りいれてみるのもよいでしょう。

経験豊富な管理栄養士が チェックしています

商品設計から月齢に応じた使い方まで、豊富な経験を持つ管理栄養士のアドバイスを受けて開発しています。

早川洋子先生
PROFILE

早川洋子先生

管理栄養士 合同会社TONTON代表
離乳食講座を開催しママたちの活動を支援。初めての離乳食にとまどいがちなママたちに、
離乳食教室を主宰する早川先生からのアドバイスをお届けしています。
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