届いています! みんなの声:組合員さんとともに発売から30年以上愛されるトイレットペーパーとティッシュペーパーの人気の秘密を学ぶ コアノンロール&グリーンキーパー勉強会その1

2017年08月22日

2017年7月20日に、ラブコープ商品 工場・産地交流会でお邪魔したのは、トイレットペーパーやティッシュペーパーを製造する静岡県富士市にあるコアレックス信栄株式会社。発売から30年以上、組合員から強い支持の声をいただいているロングセラー商品「コアノンロール」、同社で製造される「グリーンキーパー」の学習会の様子をご紹介します。

1983年の発売以来、さまざまな改良を経て現在の形に。

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紙芯(コア)を省いて(ノン)いるので「コアノンロール」という、とてもわかりやすい名前で組合員におなじみのトイレットペーパー。はじめに、製品のあゆみや特徴のおさらい、コアノンロールを製造しているメーカー「コアレックス信栄株式会社」について説明を受けました。

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1983年の発売以来、さまざまな改良を経て現在の製品が生まれました。 専用芯棒が必要な、長さ130mのシングルタイプからスタートしたコアノンロール。住宅に備え付けのホルダーにも対応したワンタッチタイプ、安定供給をするため全国7社での生産、お尻を拭くのにそんなに幅は必要ないだろうと紙幅を114mmから105mmへコンパクト化、紙すき工程の見直しによる紙の「やわらか化」やエンボス加工など数々の改良が重ねられています。これらの改良は、年2回行われるコアノン生産メーカー各社による品質向上を目的とした「コアノン品質技術会議」によって支えられています。

コアノンロールの製造工程には工夫がたくさん。

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コアノンロールで特に大切なのは、回収した古紙から不純物を取り除きパルプ繊維を取り出す「精選」、お尻に負担をかけないソフトな紙を生み出す「抄紙(しょうし)」、芯なしでも回しやすく、かつ最後まで使い切ることができるように芯の部分を作る工程です。 また、出版物の減少やペーパレス化、少子化による給食の牛乳パックの減少など原料となる質の良い古紙の仕入れが困難になっている状況の説明を受けました。

アンゴラの子どもたちを笑顔に。コアノンスマイルスクールプロジェクト

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アンゴラの子どもを応援する「コアノンスマイルスクールプロジェクト」の報告です。 コアノンロールは環境に配慮した商品というだけではなく、ユニセフを通してアンゴラ共和国の「子どもにやさしい学校づくり」活動を支援。5歳未満の乳幼児の死亡率が世界で一番高いアンゴラ共和国に6年間で約6932万円を募金、学校のトイレや水衛生設備を整備し学びやすい環境づくりを応援しています。 今日の学習会では取り組みの報告と2016年10月に生協職員とメーカー担当者が参加した「ユニセフアンゴラスタディツアー」の様子を動画で発表。30年に及ぶ内戦が終結した後の人口の爆発的な増加の結果、今回支援対象の地域となったモシコ州の小学校に、募金によって整備された井戸、給水タンク、太陽光発電設備の写真や、現地の教員の研修、衛生教育の浸透の様子などが報告されました。

組合員から愛される理由は。

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紙芯がなく100%再生紙、一般的なトイレットペーパーの約2倍の長さを誇るお得な商品、コープ商品を代表するコアノンロールですが、実際に使う組合員からは環境面だけではなく、「取り替えが1/2に減って手間が省ける」「お子さんや旦那さんが使い終わると紙芯を置きっぱなしにして片付けないといけないけど、コアノンロールは気にしなくていい」「うちの生協でも取り扱って欲しい」という声も。組合員以外からも「どこで売っているの?」などのたくさんの要望や意見の報告が日本生協連に寄せられました。

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勉強の次は、触って当ててみよう!クイズです。

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