届いています! みんなの声:組合員さんとともに「素材にこだわり、価格も安く」を受け継いだお茶のリニューアルを体験 緑茶・烏龍茶1

2015年10月30日

今日は群馬県高崎市の「CO・OP緑茶」・「CO・OP烏龍茶」のメーカー、ハルナマーケティング株式会社(以下:ハルナマーケティング)との交流会&見学です。 工場は高崎の市街地から車で30分ほど。田畑に囲まれた自然が豊かなところで、近くに上毛三山(じょうもうさんざん)の一つ「榛名山」があります。

工場見学に先立ち、高崎市で交流会が開かれました。

画像が入ります。

まずはハルナマーケティングの担当者からご挨拶です。 日本生協連とハルナマーケティングの関わりや歴史を紹介していただきました。 実はハルナマーケティングは「CO・OP緑茶」・「CO・OP烏龍茶」のほか、「CO・OPほうじ茶」や「CO・OPおいしい水」などの飲料も作っています。

「素材にこだわり、価格も安く」をテーマに開発されました。

画像が入ります。

生協のペットボトルのお茶は「素材にこだわり、価格も安く」がモットー。 お茶の主な原料は水なので、どれだけ配送コストをさげることができるかがポイント。これは重量の大きな飲料を輸送するとそのコストが商品に上乗せされてしまうから。コープの緑茶・烏龍茶の場合は、全国を7つのエリアに分け、国内各地に工場を配置することで輸送コストを下げました。ハルナマーケティングの作る「CO・OP緑茶」・「CO・OP烏龍茶」は関東・甲信越地方の各生協に配送されています。

お茶飲料メーカーにとってお水はとても大切。

ハルナマーケティングで作る「CO・OP緑茶」・「CO・OP烏龍茶」は榛名山系の地下水を4本の深井戸から採水して使っています。地下水といってもそのまま使わず、いったん不純物(ミネラル分など)を取り除き、純水化してから使用します。毎日pH(酸性・アルカリ性の程度)や社内資格を持つ官能検査員により香りや味わいをチェックします。また外部の分析機関に水質検査を実施し、放射能の検査も月に一回行っています。

7つの工場に分かれているからこそ、大変なこともある。

画像が入ります。

「大変でした!それだけ苦労を重ねた商品です」(日本生協連担当)

7つの工場が使われているということは、原料である水もいろいろ、設備も工場によって異なっているので、開発時には製法を統一し、工場ごとに実際にサンプルを作り、味わいを統一しました。またそれを保つために工場では毎日検査が行われています。

画像が入ります。

そして、ポイントの二つめは茶葉。「CO・OP烏龍茶」の原料の茶葉は契約農園のものを一括で購入しきちんと品質を管理しています。緑茶は指定の製茶メーカーと配合を決定。その茶葉を各工場に日本生協連が一括で供給しているので、烏龍茶は安定して供給できるように台湾と中国の茶葉を半分ずつ配合。こちらも年に一度、茶葉が摘まれて最終茶葉が現地で出荷されるまで日本生協連で確認。残留農薬の検査も中国で5回、日本で3回実施しています。

画像が入ります。

今回は味わいのリニューアル。茶葉の配合の変更点や香りをアップさせるなどの改善ポイント、リニューアルの際に1,000人以上の組合員が試飲モニターとして参加してリニューアルした経緯や、さらにこれからの課題なども含め、日本生協連の開発担当から説明がありました。

関連コンテンツ

ページトップに戻る