0~2歳

赤ちゃんが生まれたときからお口のケアははじまっています。乳歯が生えてきたら、まずは専用のハブラシで大人がみがいてあげて歯みがきの習慣づくりをしてあげましょう。


この時期のトレーニングが赤ちゃんの丈夫な歯を育てます!

赤ちゃんの欲求に合わせたお口のトレーニングを!

新生児期~
新生児期

生後間もない赤ちゃんの"吸う"という行為は生きていく上での大きなエネルギーになります。赤ちゃんがおっぱいやミルクを飲んでいる時は「おっぱいおいしいね」など声をかけ、しっかりと抱いてあげましょう。赤ちゃんを見つめることでママの体からホルモンが分泌され、おっぱいの出もよくなります。

乳児期前期~
乳児期前期

新生児期を過ぎたら、徐々にお口のトレーニングを始めましょう。小さな赤ちゃんは感覚に敏感です。おっぱいやミルクを美味しく飲んだ後は「おいしかったね、きれいにしようね」と声をかけながらやさしくお口を拭いてあげましょう。

乳児期後期~
乳児期後期

3ヵ月頃になると赤ちゃんは何かをかみたいという欲求が出てきます。安全性の高いトレーニング用の乳歯ブラシなどを与えましょう。"ハブラシを握る"・"お口に入れる"・"歯をみがく練習"になります。「歯みがきじょうずだね、きれいになったね」など声をかけながらお口をみてあげましょう。

眠る前の授乳

歯や歯並びは赤ちゃんの発育に影響を与えることがあります。

眠る前の授乳、注意が必要な理由は"お口の中の細菌"です。

おっぱいやミルクにはムシ歯の原因になる糖が多く含まれています。寝ている間は唾液の分泌量が減るため、どうしてもおっぱいやミルクがお口の中に残りがち。もし赤ちゃんのお口の中に細菌がいたら繁殖するのに最高の環境を与えてしまうことに!
まだ乳歯が顔を出していなければ大丈夫です。

乳歯が生えはじめたら、赤ちゃんのお口にムシ歯菌を感染させないよう、定着させないよう十分に気をつけましょう。それでも心配な場合は、眠った後にお口の中を拭いてあげましょう。赤ちゃんを起こさないように、あくまでやさしくそっと…を心がけて。

乳歯のムシ歯

乳歯のムシ歯予防は、家族のムシ歯予防から

乳歯のムシ歯予防は、まずママや家族のムシ歯予防から始まります。子どものお口の中はとってもキレイ。もともとムシ歯菌(ミュータンス菌)はいません。ムシ歯菌は唾液を介して子どものお口に感染します。ママや家族のお口の中にムシ歯菌がたくさんいると大人がなめた同じスプーンで食べさせるなどした時に子どものお口の中に侵入してしまいます。

乳歯がムシ歯になるまで

ムシ歯にさせないために

寝る前のしっかり歯みがきこそ重要
就寝前の歯みがきの習慣を

寝ている間は唾液の分泌量が減少するためお口の中の細菌が繁殖しやすくなります。就寝前の歯みがきを習慣づけましょう。毎食後に歯みがきをしていても、歯垢が残っていると細菌は繁殖してしまいます。歯みがきの回数にこだわるよりも、まずは毎日1回、できれば就寝前にしっかり歯垢を取り除くという習慣を。その方がムシ歯の予防には効果的です。もちろん就寝前の歯みがき後の飲食は禁物、水分補給はお水かお茶にしましょう。

1~2歳になったら自分で歯みがき&仕上げみがき

トレーニングハブラシで慣らした後はいよいよハブラシの登場です。ママも子どもと一緒に歯みがきをしてみましょう。自分でみがいた後はかならず仕上げみがきをしてあげます。仕上げみがきは歯を守るために必要なこと。最初は大変かもしれませんが、正しいお口のケアを親が習慣づけてあげることで子どもは自分で歯を守る大切さを学んでいきます。

仕上げみがき
仕上げみがきの姿勢

ハブラシを横に動かしてゴシゴシとみがいていませんか?ゴシゴシみがきは歯の表面しかみがけません。歯みがきをしても、わずかでもみがき残しがあると細菌はどんどん繁殖してしまいます。しっかりと歯垢を落とすための仕上げみがきの仕方を学びましょう。

仕上げみがきの姿勢

ママは脚を伸ばして座り、その上に子どもをあおむけに寝かせます。ママの両脚で子どもをはさむようにして、口の中を上からのぞきこむようにします。脇をしめるとハブラシを持つ手が安定します。もし仰向けを嫌がるようなら向かいあう形でもよいでしょう。
ママが怖い顔をしていると子どもは不安になってしまうので笑顔で優しく声をかけながら行いましょう。

ハブラシの持ち方と力加減
ハブラシの持ち方と力加減

ハブラシはペンを握るように持ちます。この持ち方をするとムダな力が入りにくくハブラシの毛先を細かく動かすことができます。力はハブラシの毛先がねない程度の強さが目安。子どもに痛みを与えてしまうと仕上げみがきを嫌がるので気をつけましょう。

ハブラシの動かし方
ハブラシの動かし方
歯と歯の間にハブラシの毛先をキュッと軽く差し込む。
歯ブラシを固定させることで、必然的に大きく動かせなくなり細かな部分までみがくことができます。
固定したハブラシを左右に細かく振動させる。
この状態で左右に細かく10回ほど振動させ、少しずつずらしながらみがきます。