6~12歳学童期

永久歯と乳歯が混在し、上手に歯みがきがしにくい時期です。年齢はもちろん、お口にあったハミガキ、ハブラシを用意して、最後はしっかり大人がチェックしてあげてください。


永久歯は一生使う、大切な歯

永久歯の生える年齢10~12歳
乳歯から永久歯に生えかわる時期は?

永久歯は、一般的に6歳頃から生えはじめ、12~13歳頃で、遅い人でも15~16歳には、第三大臼歯(親知らず)をのぞく28本の歯が生えそろいます(親知らずは、一生生えない人もいます)。6~16歳というと、ちょうど小学校に入学してから中学校を卒業する頃までの時期です。この頃、子どものお口の中でも、子どもから大人への移行が少しずつおこなわれているのです。なお、生えかわりの順序や時期は個人差があります。図でご紹介しているのはあくまで目安なので、1年程度の差なら心配する必要はありません。ただ、お口の右側と左側でばらばらに生えかわるのは要注意!片方が抜けてその反対側が6ヶ月以上抜けないなどの場合には、歯科医院を受診し診てもらいましょう。

生えかわりの時期に大切なケアは?

歯が生えかわる期間は、歯並びが不ぞろいだったり、歯の高さがでこぼこしていたり、歯の上にハグキがかぶさっていたりして、歯みがきがしにくく、お口の中に汚れがたまりやすくなります。また、生えてから2~3年以内の歯はムシ歯になりやすいという特徴があるので、特に注意が必要です。永久歯は一生使う、大切な歯。以前にも増して、ていねいな歯みがきをこころがけるようにしてください。さらに、生えかわりの時期は、子どものお口の中で、毎日新しい変化がおこります。ママがしっかり観察してあげましょう。

まめ知識:生えかわりのプロセス
生えかわりのプロセス
[永久歯のきれいな歯並びは、乳歯時代に決まる]

永久歯の奥の上下6本ずつの歯(第一大臼歯、第二大臼歯、第三大臼歯)は、乳歯の奥歯の後ろ側、つまりそれまで歯のなかったところの歯肉をやぶって生えてきますが、それ以外の歯は、乳歯のあった場所に、乳歯を押し上げながら生えてきます。この生えかわりのプロセスに異常や不都合があると、生えかわりがスムーズにおこなわれないので、永久歯が正しい位置に顔を出すことができず、歯並びが悪くなってしまいます。

子どもの歯みがき

学童期のブラッシング法 大人の歯みがきと同じ
学童期のブラッシング法

永久歯が生えそろったら、歯みがきの方法は、大人と同じようにおこないます。でも、永久歯が生えそろったといっても、まだ生えはじめの歯もあります。生えはじめの歯はデリケートですから、あまりゴシゴシと強くこすると、傷つけるおそれがあります。ハブラシを大きく動かさずに、できるだけ細かく動かすことがポイントです。また、生えはじめの歯は、高さがほかの歯より低く、みがき残しをしやすいので注意が必要です。